犬の涙やけの原因と症状と対策方法をご紹介。ケア用のローションを使うのもあり?

犬の涙やけの原因と症状と対策方法をご紹介。ケア用のローションを使うのもあり?
   

日本では多くの犬種がご家庭で飼育されていますが、最近は室内犬の飼育数が伸びてきています。特に都心部でこの傾向は顕著であり、理由としてはベランダなどの飼育スペースが取れないマンションやアパート住まいの方が多く、室内で飼育可能な小型犬の需要が高まっていることが理由としてあるようです。

その中でも室内犬として絶大な人気を誇るのがトイプードルです。ふわふわもこのこのトイプードルはとても可愛らしくて、癒されますよね。また人懐っこい個体が多いようですので、飼育もしやすいと人気なんですよ。

しかし、そんなトイプードルを飼育する上で気をつけなければいけないポイントがあります。それはある病気にかかりやすいということです。

その病気こそが「涙やけ」です。皆さんは涙やけをご存知でしょうか?涙やけを起こしてしまうとせっかくの可愛い外見が、どうしても崩れてしまいます。実はこの涙やけはお手入れ不足が原因だと考えられがちですが、そのわんちゃんの体質や食事内容やドッグフードの種類、さらには排泄にも原因があるようです。

そこで今回は犬が涙やけを起こす原因や症状、そして改善に向けてケアの方法や対策の進め方などをまとめてご紹介していきます。おすすめの情報をまとめていますので、是非参考にしてみてくださいね。

   

そもそも犬の涙はどのような役割を担っているの

そもそも犬の涙はどのような役割を担っているの

そもそもわんちゃんが涙を流すのはなぜでしょうか。犬の涙は蛋白や酵素、油分といった成分が含まれています。犬の目は涙が眼球の表面に上手く広がる構造になっており、常に涙が眼球を覆うことで犬の目の健康を保っています。

他にも犬の涙は人間にはない特徴として、鼻を湿らせる役割も持っています。そのため犬の涙は目から鼻に向かって流れていますよ。飼い主さんと同じように、犬の涙は大切な役割を担っていますよ。

犬の涙やけはどのような症状が出るの?

先ほどもお伝えしましたが犬が涙を流すのは正常な反応ですが、「流涙症」という病気にかかったりすると涙が過剰分泌されてしまいます。他にも、そのわんちゃんが生まれつき涙小管が細かったりする場合は、涙小管に涙が詰まりやすくなり、上手く目から鼻に涙が流れずに目から涙が溢れることもあります。

このような理由で涙が過剰分泌してしまうわんちゃんの目の周りが不衛生になっていきあmす。特にこの涙が目頭の体毛に付着するとバクテリアが繁殖し、目の周辺が変色を起こすような症状が発生している状態を「涙やけ」と言います。いきなり命に関わるようなことはありませんが、可愛らしいわんちゃんの外見が台無しになってしまいますので、飼い主さんとしても気をつけたいポイントですね。

ちなみに涙やけは、トイプードルやポメラニアンといった目が大きくて鼻が小さい室内犬に多くみられる病気・症状ですよ。

   

犬の涙やけは何が原因?

犬の涙やけは何が原因?

犬は飼い主さんとは違い涙を流す理由に感情はありません。基本的には体の不調や病気に罹っていることが原因となります。ちなみに犬の涙やけには以下のような原因があります。

  • 目にゴミや毛といった異物が混入した場合
  • 涙腺や涙管などの器官に異常がある場合
  • 花粉症や食物アレルギーなどのアレルギー反応によるもの
  • 排泄(おしっこ)環境の影響によるもの
  • 与えているエサやドッグフードに問題がある

基本的にはわんちゃんを定期的にトリミングしてあげて体毛が目に入らないようにしてあげましょう。また愛犬が生まれつき涙やけしやすい体質である場合がありますので、基本的にはアレルギー検査を含めて動物病院に連れて行ってあげましょう。

またわんちゃんが水分不足になると老廃物を涙から排出しようと体が反応することや、質の悪いエサや添加物が含まれたドッグフードは涙腺などの体中の穴を詰まらせる原因になることもあるということは認識しておきましょうね。

犬の涙やけ対策やケアはどのような方法で進める?

犬の涙やけを改善したい場合には以下の方法がおすすめです。

  • 犬に水分をこまめに取らせる
  • 質の良いドッグフードを与える
  • こまめにトリミングをしてあげる
  • しっかりと散歩に連れていく
  • 目の周りに溜まった涙をローションでふき取る

ローションを使用する際は天然ハーブなどの消毒成分が入っている製品がおすすめですよ。あまりにも症状が酷かったり心配な場合は、早めに動物病院に連れて行って目薬などのお薬をもらいましょうね。

犬の涙やけは原因を理解してしっかりケアと予防対策を!

いかがだったでしょうか。
今回は犬の涙やけについて原因やケアの方法や予防対策の進め方についてお伝えしてきました。小型犬の場合は特に飼い主さんは気をつけてくださいね。

愛犬を涙やけから守って、常に愛らしい姿を保っていられるように飼い主さんはしっかりとケアしてあげましょうね。それが出来るのは飼い主さんだけですよ!

   
 

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