ペットとしてイグアナの飼育に興味はあるけれど、大きく成長したイグアナを最後まで飼育できるか心配している方もいらっしゃるかと思います。
確かにイグアナの代名詞と言われるグリーンイグアナは体調が2m弱にまで成長しますので、飼育するには覚悟が必要になりまうよね。
そこで、比較的スペースが少なくてもイグアナを飼育できるように、小さいサイズのイグアナの中から飼育しやすくておすすめな種類をランキング形式で4種類ご紹介していきたいと思います。
それぞれの種類に特徴がありますので、ご自分の条件にあった小さいサイズのイグアナを見つけてみてくださいね。
1. 日本でも流通量の多い身体の小さい種類のイグアナ！「スベノドトゲオイグアナ」
体長：40㎝前後
スベノドトゲオイグアナは南米のコスタリカなどに生息しているイグアナになります。日本でも比較的流通量が多く、爬虫類ショップで簡単に購入することができます。
イグアナのサイズは40㎝前後とかなり小さい種類のイグアナになりますので、大きな飼育ケージを用意する必要はありません。しかしこちらのイグアナは樹木の上で生活する種類のイグアナになりますので、飼育ケージは高さのある種類のケージを用意されることをおすすめいたします。
またスベノドトゲオイグアナは小さいながらも雑食性になります。基本的にはコオロギなどの小さい昆虫を餌として与える必要がございますので、虫の苦手な方は飼育を控えられた方が良いかもしれません。
小さい甲虫が苦手な方は、下でご紹介している草食性のイグアナを選ぶことが大事な選び方になりますよ。
2. 小さいイグアナの中でも日本での流通量が少ない種類「サバクイグアナ」
体長：40㎝前後
サバクイグアナは中央アメリカの砂漠地帯に生息しているイグアナです。特徴としては丸い顔と長い尻尾が上げられます。サイズは40㎝前後ですので、小さいイグアナを探している方にもぴったりではないでしょうか。
またサバクイグアナは基本的に装飾性のイグアナになりますので、餌は野菜を中心に与えることができます。あとはカルシウム不足にならないようにイグアナ用の専用フードを与えてあげれば問題ありません。
ただしこちらのイグアナは日本での流通量がそこまで多くなく、取り扱いしていないペットショップも多々ございます。そのため価格も1〜2万円ほどで販売されており、グリーンイグアナの幼体などと比較してしまうと少し値段が高価になってしまいます。
しかしそこは小さいし可愛らしいルックスと飼育のし易さに免じてご愛嬌といきましょう。
3. さらに身体の小さい種類の「キタチャクワラ」
体長：30〜40㎝
こちらは名前にイグアナと入らないですが、イグアナ科に分類されている種類ですのでご安心してください。個体によっては30センチメートルほどと上でご紹介したイグアナよりもさらに小さい可能性があります。
キタチャクワラはアメリカの南西部に棲息しております。他の種類のイグアナと比較してこのイグアナはお腹周りがふっくらと膨れている点が特徴的です。また個体によって模様が異なる点も、マニアから高い人気を集めているポイントになります。
また草食性のイグアナですので、虫の餌を苦手としている爬虫類初心者の方でも飼育しやすい種類のペットです。飼育時は野菜にプラスしてイグアナ専用のフードを食べさせてあげましょう。
4. 小さい種類の中では少し大きめなイグアナ「トゲチャクラワ」
体長：60㎝前後
小さい種類のイグアナと言うとこのくらいのサイズまでが候補になるかと思います。
トゲチャクラワはメキシコの乾燥地帯原産のイグアナになります。そのため飼育時はケージ内の温度を他の種類のイグアナよりも少し高めに設定する必要があります。
目安としてはホットスポットで35度以上、その他で30度以上と考えていただけると良いかと思います。
またこちらのイグアナは岩陰などに潜むように棲息していることが多いですので、イグアナのケージ内にも流木などを用意してあげるとイグアナも喜んでくれると思います。
価格も比較的安定してきておりますので、小さいサイズの範囲内と認識していただける方にはおすすめな種類のイグアナです。ぜひご検討してみてくださいね。
まずは小さい種類のイグアナから飼育してみよう！
いかがでしたでしょうか。飼育しやすそうな小さい種類のイグアナは確認いただけましたでしょうか。
イグアナの種類を選ぶときは、小さいサイズから選ぶ方法も有力ですがイグアナの餌にも注意して選ばれることをおすすめします。特に虫の餌を苦手としている飼い主さんは草食性の種類から選ぶことも大事な選び方になります。
ぜひ自分に合った小さいサイズのイグアナを見つけて、これから先のペットライフを楽しんでくださいね。
また、イグアナの飼育方法は『【初心者必見！】ペットのイグアナの正しい飼い方をまとめて紹介！』で詳しくご紹介しておりますので、これから飼育を検討している飼い主さんはぜひこちらも併せてご確認してくださいね。
