犬の口臭は病気のサイン!?その原因とよくある症状をまとめてご紹介!

犬の口臭は病気のサイン!?その原因とよくある症状をまとめてご紹介!
   

犬に口臭があるときは病気のサインかもしれません。犬はもともと口臭のない生き物です。だからこそ愛犬に口臭を感じる場合は、病気の可能性が疑われるのです。

そこで口臭の原因となる愛犬の病気を詳しくご紹介していきたいと思います。ご自分の愛犬に該当していそうな病気がないか確認してみてくださいね。

またここでご紹介する病気が疑われる場合は、なるべく早めに動物病院を受診されるゆうにしましょう!

   

1. 犬の口臭の原因となる口内の病気

1. 犬の口臭の原因となる口内の病気

まずは口内の病気が原因で口臭が発生してしまうケースを確認していきましょう。愛犬の口臭は、口内に原因がある可能性が高いです。

口の中の炎症は病気という認識が弱いですが、医学的には立派な病気に該当します。愛犬の口を中を覗いて見て、該当する病気がないか早速確認してみましょう!

1-1. 歯周病

犬の口臭の原因は歯周病であるケースが多いです。歯周病とは、歯の周辺の病気の総称のことです。人間でも歯周病になりますので、馴染み深い口内の病気ではないでしょうか。

愛犬が歯周病になると、歯茎が赤く腫れていき、放置しておくとやがて歯がグラグラになって抜けてしまいます。この歯周病ですが、犬の場合は進行が早いので注意が必要です。

犬の口臭の原因として歯周病が疑われる場合は、なるべく早めに病院を受診して治療するようにしましょう。

またマルチーズやチワワなどの小型犬は歯周病になりやすい傾向がありますので、日頃の歯磨きでしっかりと口臭・歯周病予防に努めるようにしましょう。

犬が頻繁にあくびをするようになったら、それは歯周病のサインかもしれません。詳しくは『【要注意!】最近犬のあくびが多いかもと思ったら。それはSOSのサインかも!?』でご紹介しておりますので、ぜひこちらもご確認してくださいね。

1-2. 口腔内腫瘍

犬の口臭は、口腔内の腫瘍が原因の場合があります。腫瘍には良性腫瘍と悪性腫瘍があります。悪性腫瘍の中にはガンも含まれており、進行も早いため放置しておくと取り返しのつかないことになってしまいます。

口腔内に腫瘍があるときは、愛犬がドッグフードを食べづらそうにしたり、口を開けている時間が長くなったり、唾液の分泌が多くなるなどの特徴があります。

このような状況が見受けられる場合は、犬の口内を覗き込んで異常がないか確認してみましょう。

もし腫瘍がある場合は病気の可能性がありますので、なるべく早めに動物病院を受診してくださいね。

1-3. 虫歯

犬も虫歯になります。今日では虫歯も立派な病気という考え方が普及していますよね。犬が虫歯になってしまうと、当然口臭の原因になってしまいます。

虫歯になった犬の歯は茶色や黒色に変色しますので、愛犬のお口を覗き込んだら簡単に判断できます。愛犬が虫歯になってしまったら、なるべく早めに動物病院で治療してもらいましょう。

また犬の歯を虫歯から守ってあげるためには、歯磨きが非常に大切です。歯磨きが苦手な愛犬へは、ヨーグルトを使用した歯磨きをする方法もあります。

詳しくは『ヨーグルトで犬の口臭が予防できる!与えてもいい商品と注意点を徹底解説!』でご説明しております。愛犬の歯磨きに苦労されている飼い主さんは、是非こちらもご確認してくださいね。

2. 犬の口臭は内臓や腸内器官の病気のサイン!?

2. 犬の口臭は内臓や腸内器官の病気のサイン!?

犬の口臭は、内臓や腸内器官の病気のサインである可能性もあります。

犬の腸内器官は人間よりもサイズが小さいため、放置しておくと病気が重篤化しやすいです。口臭の漂う愛犬の口内に異常が見受けられない場合、内臓や腸内器官の病気の可能性もありますので注意が必要です。

それでは口臭に潜む危険な内臓や腸内器官の病気について確認していきましょう。

2-1. 胃炎

胃炎とは、胃の粘膜が炎症を起こしてしまう病気です。

胃炎の原因は食物アレルギーや病原菌の場合もありますが、原因不明の場合もあります。犬が胃炎を発症してしまうと、口臭が酸っぱい臭いになることがあります。

これは胃酸の臭いですので、このような症状が見られる場合は、なるべく早めに動物病院へ連れていき、治療してもらいましょう。

2-2. 腎臓疾患

犬の口臭の原因は腎臓の病気である可能性があります。腎臓は体内の不純物を除去する役割を担っております。しかし腎臓の病気になってしまうと不純物を除去できずに口臭となって現れます。

また老犬の場合は腎臓の病気でなくても、老化で腎臓の働きが低下する場合もあります。

腎臓が正常に機能していないときは、口臭以外にも体重減少や食欲不振の症状が同時に見られます。このような時は動物病院で治療していきましょう。

また犬が腎臓の病気になると魚臭い口臭を発生することがあります。詳しくは『犬の口臭が魚臭いのはなぜ?気になる原因と対策方法を徹底解説!』でご紹介しておりますので、こちらもご確認してくださいね。

2-3. 肝機能の低下

肝臓は体内のアンモニアを尿素に分解する重要な役割を果たしております。

しかし肝臓の病気によって肝機能が低下してしまうとアンモニアの分解が間に合わず、口臭がアンモニア臭のような臭いになってしまう場合があります。

肝臓は第二の心臓と言われている通り、肝臓の病気は非常にまずい状況です。このような口臭がする場合は一刻も早く病院を受診して治療するようにしましょうね。

   

3. 犬は糖尿病で口臭が臭くなることも!

3. 犬は糖尿病で口臭が臭くなることも!

犬でも糖尿病になる可能性があります。犬の口臭が甘酸っぱい匂いがする場合は糖尿病のサインかもしれません。

この様な臭いは「アセトン臭」と呼ばれております。アセトン臭のイメージが湧かない方は、腐ったリンゴや柿の臭いを想像して見てください。

犬の口臭にアセトン臭が感じられる場合は、ドッグフードを見直したり、病院を受診して治療していく様にしましょう。

犬の口臭から病気を見逃さない!

いかがでしたでしょうか。病気が原因で愛犬が口臭を発生してしまうパターンはご確認いただけましたでしょうか。

犬の口臭の病気は、まずは口内に異常がないかを確認して見ましょう。犬の口内は定期的にチェックしておくと、病気も早期発見できて良いですよ。

また口内に異常がないのに口臭が発生する場合は、内臓や腸内器官に異常のある可能性があります。この様な場合は、なるべく早めに動物病院を受診する様にしましょう。犬の口臭から病気のサインを見逃さないでくださいね!

また愛犬が病気ではないのに口臭を感じる場合、歯磨きがおすすめな対策になります。

詳しくは『犬の口臭対策には歯磨きがおすすめ!その方法と人気商品をまとめて紹介!』で様々な歯磨きの方法をご紹介しておりますので、こちらも必見です!

   
 

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