近所の犬がうるさいと困っている方は、苦情を入れて改善を要求するより平和を取り戻す方法はありません。
そこで、近所トラブルを回避しながら上手に苦情を伝える方法をご紹介していきます。
また犬の飼い主さんなら、近所迷惑になっているうるさい愛犬に対策を講じる義務があります。苦情を放置しておくと訴訟に繋がってしまう可能性もありますので、一刻も早く対策をしていきましょう。
そこで、ペットの犬がうるさいことへの危険性と、その対策も併せてご紹介していきます。
1. 近所の犬がうるさい時に苦情を入れる方法
まずはご近所の犬がうるさい場合の苦情の入れ方を確認していきましょう。この時は、ご自分で直接苦情を入れるとトラブルに繋がる可能性がありますので、なるべく第三者を通じて苦情を入れるようにしましょう。
ご近所の犬がうるさいときに対応してくれる第三者は、不動産会社や町内会、保健所、警察、弁護士などです。
苦情を伝える場合は、苦情の内容をわかりやすく整理して伝える必要があります。そのためには隣がうるさい犬の状況を、日記形式で記録しておくと効果的です。
いつ何時から何時まで吠えて、どのような被害を被っているかを具体的に文字情報として残しておくことで、第三者も迅速に適格な対応をしてくれるはずです。
また近所の犬がうるさい時の対応は、『隣の犬がうるさい時の対策マニュアル!近所・隣人トラブルに効果的な対応方法まとめ!』で詳しくまとめてご説明しておりますので、詳細はぜひこちらでご確認してくださいね。
2. 犬がうるさいと苦情が来る前に今すぐ対策!
ここからは犬の飼い主さん向けの内容になります。
最近では犬がうるさいとすぐに苦情が入る時代になりました。これはペットの飼育が認められているマンションでも例外ではありません。
そこで犬がうるさい場合に今すぐ対策が必要な理由と、効果的なしつけや対策方法を確認していきましょう。
2-1. 犬好きな人とは限らない
犬の飼い主さんなら、愛犬の鳴き声は気にならないものですよね。また犬を飼育している方なら、ご近所の犬の鳴き声も気にならないケースが多いのではないでしょうか。
しかし世の中には犬好きな人ばかりとは限りません。中には犬を大嫌いな方もたくさんおります。
このような方は、犬の鳴き声がうるさい状況を好ましく思っているはずがありません。それどころか非常に不快な日常生活を過ごしている可能性もあります。
その地域に住んでいる以上、周辺の住民と快適に共同生活していくことが最低限のマナーですよね。このマナーを守るためにも、犬嫌いな方への配慮としてうるさい犬を静かにさせる必要があるのです。
2-2. 犬の騒音トラブルで訴訟に繋がる可能性もある
うるさい犬への苦情を放っておくと、大変なトラブルに繋げってしまう可能性もあります。ご自宅に保健所や警察が来て指導を受ける可能性も十分にあり得ます。
現代社会は、犬がうるさいと警察も動く時代です。ご自宅に警察が来たら誰でも嫌ですよね。そうなる前に早期対策を実施しましょう。
また苦情を放置しておくと、最悪の場合は訴訟に発展してしまう可能性もあります。
ある日突然、ご自宅に弁護士名義で損害賠償請求の内容証明郵便が送られてきたと仮定してみてください。どう対応すれば良いか分からず途方に暮れてしまいますよね。
実際にうるさい犬が原因で裁判に発展してしまった事例はたくさんあります。そして基本的には飼い主さん側に責任があると結論づけられた判例が多いと言われております。
うるさい犬への苦情を放置しておくとこのような可能性も十分にあり得ますので、早急に対策が必要なのです。
2-3. 苦情が来ないからといって油断は禁物
犬がうるさいと苦情が来ないからといって、うるさい犬を放置しておくことは厳禁です。
そもそも苦情とは、近隣住民の我慢の限界に達したがために発生するものです。誰しも住民トラブルを避けたい心理に変わりはありませんので、好んで苦情を出す方はいらっしゃいませんよね。
そのため犬がうるさいと苦情が来ていなくても、近隣住民からうるさい家と思われている可能性は極めて高いと言えるでしょう。
近所から犬の鳴き声がうるさいと苦情が来ないからといって、決して安心することなく、すぐに対策を実施することを強くおすすめします。
次章ではうるさい犬への効果的な対策やしつけ方法をご紹介しておりますので、ぜひご確認してくださいね。
3. 犬がうるさいと苦情が来る前にできる対策
それでは犬がうるさいと苦情が来る前の対策方法を確認していきましょう。
比較的簡単に実施できる対策もご紹介しておりますので、早速実施していきましょうね。
3-1. 犬の視界に見知らぬ人を入れない
犬が吠えてしまう原因の一つとして、見知らぬ人を発見して警戒しているパターンが多いです。犬には縄張り意識がありますし、飼い主さんを守ろうという本能もありますので、これは仕方のないことなのかもしれません。
そこで屋外犬なら、家の周りのフェンスなどにボードを貼るなどして、通行人が犬の視界に入らないように工夫してみましょう。これだけでも犬の鳴き声はかなり改善されるはずです。
また屋内犬でも窓から見える通行人に反応して吠えてしまうケースもあります。そこで屋内犬は窓際に寄せ付けない対策も有効です。
窓際から遠ざけると、近所に漏れる鳴き声も小さくなりますので、一石二鳥の対策です。ぜひご検討してみてくださいね。
3-2. 犬が吠えないようにしつける
犬は本来吠える動物ですが、しつけによって鳴き声を対策できる動物でもあります。犬がうるさく吠えてしまう場合は、残念ながらしつけが十分にできていない可能性が高いです。
そこで犬がうるさいときは、苦情が来る前にしっかりとしつけしていく必要があります。しつけ方法のポイントは、「犬が吠えたら怒る」「吠えなかったら褒める」の2点です。
この飴と鞭を上手に使い分けてしつけをしていくことで、どんな犬でも無駄吠えをないように育てていくことができますよ。
また犬がうるさい時のしつけ方法は『効果てきめん!ペットの犬がうるさい時のしつけの方法をパターン別に解説!』に詳しくご紹介しておりますので、ぜひこちらでご確認してくださいね。
3-3. 去勢する
犬は去勢をすることで鳴き声の対策をすることができます。特に発情期の犬は雌犬のフェロモンに反応してしまって鳴き声を発生しやすくなります。これは本能による部分が大きいですので、なかなか対策が難しい問題でもあります。
そこでこのような問題に直面している飼い主さんは、思い切って去勢してしまう方法もあります。
犬の去勢を実施している飼い主さんもたくさんいらっしゃいますので、対策方法の一つとしてぜひご検討してみてくださいね。
また発情した犬がうるさい理由は、『発情期の犬がうるさい!その原因とオススメなしつけ方法をまとめてご紹介!』で取り上げておりますので、ぜひこちらもご確認してくださいね。
犬がうるさい時の苦情対策を整理しよう!
いかがでしたでしょうか。犬がうるさいときの苦情対策はご確認いただけましたでしょうか。
うるさい犬の被害者である方は、近所トラブルにならないように第三者経由で苦情を入れることをおすすめします。
またうるさい犬の加害者になってしまっている方は、苦情が来る前に対策していく必要があります。万が一苦情が来てしまったら、一刻も早く改善するようにしましょうね!
また犬がうるさいと苦情が起きやすいケースとして、新幹線や電車内でのトラブルがあります。
これに関しては『電車や新幹線で犬がうるさい!そんな時におすすめな緊急対策方法を総まとめ!』で詳しくご紹介しておりますので、ぜひこちらもご確認してくださいね。