カエルの餌は虫以外でも大丈夫?与えていいエサはなにがあるの?

カエルの餌は虫以外でも大丈夫?与えていいエサはなにがあるの?
   

最近はカエルをペットとして飼育している方が増えているようです。確かにカエルは狭いスペースでも飼育が出来ることや野生で捕まえることが出来る点、そして何よりも愛くるしいその見た目が人気を支えているようです。中にはお子さんが外遊びをしている際に捕まえてきたアマガエルをそのまま飼育していることもあるようです。

しかし、カエルの飼育には一つだけ人によっては難点となり得ることがあります。それはカエルは昆虫を好む肉食生物であり、飼育する際は基本的にエサとして虫を与える必要があるということです。たとえカエルが可愛く見えても、その餌となる虫がどうしてもダメだということで飼育を途中で諦める方も多いようです。

もしカエルの餌として昆虫以外で代用出来るならカエルを飼育したいという方々は一定数いらっしゃると思います。

そこで今回は、カエルを飼育する際に虫以外も餌として与えることが出来るのかどうかについてお伝えしていきます。特に今回は日本においてもっともポピュラーで飼育数が多いアマガエルの場合についてお伝えしていきます。

   

カエルの餌となる主な虫や生物は5パターン存在する

カエルの餌となる主な虫や生物は5パターン存在する

アマガエルの餌といえば何が思いつきますか?多くの方はハエや昆虫などのイメージを持たれる方が多いのではないでしょうか?

下記に基本的にアマガエルなどの一般的なカエルがどのような餌を食べているのかを記載しましたので参考にしてください。

  • コオロギやバッタ
  • 芋虫や毛虫などの幼虫
  • ハエ
  • ミミズやミルワーム、イトミミズ
  • アブラムシ

こうしてみると少し抵抗を持ってしまう昆虫や生き物が多いですね。これらのいずれかを継続的に与えるのが一番ですので、この中で扱えるものを餌として与えるのが理想です。

本当は自分で捕まえてくればいいのですが、なかなか難しいと思いますので、ペットショップでエサ用として販売されているコオロギやミルワームが理想の餌になります。

もしコオロギを扱えるなら、SSサイズのコオロギを購入して飼育ケースに入れてあげる

もしコオロギなら扱えるという場合は、一番小さいサイズのコオロギを購入して1日に1匹程度を与えるのがお勧めです。コオロギは繁殖能力が高く、またすぐに大きくなるので少量ずつ購入するのがオススメです。

また自家繁殖も可能ですのでコストを抑えたいという方は繁殖させながら餌をあたえるのがオススメです。

虫以外で生きた餌を与えるならミルワームやイトミミズを与える

昆虫や虫が苦手な方は、ミルワームやイトミミズをこれも1日2~3匹与えることでも代用できます。

扱う場合はピンセットを利用すれば素手で触らずに済みます。ペットショップや釣具屋で購入が可能です。飛び跳ねる虫が苦手な場合はこれらの動きが小さい生き物で対応するのが良いでしょう。

またカエルの餌選びのポイントはカエルより小さいサイズでアクションの大きい餌を選ぶことが大切です。詳しくは「カエルの餌は成長過程で変わる?それぞれの時期に適した餌やりをまとめてみた!」でおたまじゃくしの餌も含めてご紹介しておりますのでぜひ確認してくださいね。

カエルの餌となるものは虫以外にも存在するのか?

カエルの餌となるものは虫以外にも存在するのか?

しかし、多くの方は先に上げた生き物以外を餌として与えたいというのが本音だと思います。そのような場合に、いくつか方法がありますのでそちらを与えるようにすればカエルを飼育することが出来ます。

虫や昆虫以外の餌は下記の2パターンとなります。

  • 生肉のかけら
  • カメなどの爬虫類用の人工飼料

ここでは、それぞれ説明していきます。

虫以外の餌かつ家にあるもので代用するなら、生肉の肉片を釣り糸でブラブラさせて与える

最初にカエルは肉食性だと伝えましたが、昆虫以外の肉も餌としてもちろん食べます。この場合は食用の生肉を食べやすい大きさに切って、それを糸にくくりつけてカエルの前で動かしてあげます。そうするとカエルは反応して、肉を食べてくれるようです。

ポイントは動かし方です。カエルは動くものを餌とみなすので、動かし方がイマイチだとなかなか食いついてくれません、そして、食いつき方はそれぞれのカエルの性格によって異なるようです。小刻みに動かすのが基本的には反応しやすいようです。カエルの様子を見ながら色々なパターンを試してくださいね。

爬虫類用の人工飼料も栄養価としては◎ ただし食いつきにくいので注意を!

実は爬虫類用の人工飼料はカエルにとっても栄養価が高く、飼育に適した餌となります。しかし、カエルは動きのないものに食いつかないため、肉片と同じように上手く動かさないと食いついてくれません。

金魚の餌なども同じように栄養価として適切だとも言われています。もしカメの餌や金魚の餌が家にある場合は、試しに与えてみるのがよいかもしれません。

そこでおすすめなのがこちら、キョーリンの「ひかりベルツノ」です!こちらの商品はカエルの成長に必要な栄養が十分に含まれており、この飼料だけで育成できるように作られております。また、水に浸すだけで簡単に与えられ、手が汚れる心配もないのも嬉しいポイントです!ぜひこの機会に試してみてはいかがでしょうか?

   

基本的にはカエルの餌は昆虫。しかし、コツを掴めば虫以外のエサも食べてくれることも

いかがだったでしょうか?基本的にはカエルの餌は虫ではありますが、上手くコツを掴むことが出来れば昆虫やミミズなどの少し扱いにくいエサでなくても飼育は可能ですよ。

もちろん、カエルたちにとっては生きている虫が一番のごちそうですので、極力餌は昆虫やミミズなどを与えてあげるようにしましょうね。

またカエルがもし餌を食べなくしまったときは「【緊急時に必読!】カエルが餌を食べない時の原因と解決方法、予防策まで!」もぜひご覧になってくださいね。カエルが餌を食べてくれない原因と対策を詳しくご紹介しておりますよ!

   
 

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