犬が餌を残す理由は何?食べない時はどう対応すればいい?

犬が餌を残す理由は何?食べない時はどう対応すればいい?
   

ペットである愛犬がエサを最近残すことが頻繁にある…、そんな悩みを抱いている飼い主さんもいらっしゃるのではないでしょうか。もしかしたらうちの愛犬は病気にかかってしまったのかな…とご飯を食べない愛犬の様子から不安を抱いている飼い主さんもいるかもしれません。

今回はそんなペットの犬が餌を残すような状況が発生するその理由と、そういった状況を防ぐ方法をご紹介していきます!この記事を読めば、あなたの愛犬の食事への悩みも解消されるはず!

   

犬が餌を残すのは、病気ではなくしつけが原因!?

犬が餌を残すのは、病気ではなくしつけが原因!?

愛犬がドックフードを残すようになると、飼い主さんは心配になります。そして、飼い主さんは一生懸命その原因を考えます。病気なのか、病気ならどんな病気なのか。それとも、病気ではなく飼い主自身のしつけに問題があったのか。このようにして色々な考えを飼い主さんは思いめぐらせると思います。

犬の様子はいつもと変わらず元気いっぱいなのにも関わらず、餌を残す場合は飼い主さんのしつけが原因であることが多いといわれています。それでは、どんなしつけが愛犬が餌を食べない原因へとつながっているのでしょうか。今からその主な理由をご紹介していきます!

犬が餌を残す原因①:おやつを頻繁にあげているから

まず、犬の基本的な食事には、ドッグフードを与えましょう。なぜならドッグフードは、犬の年齢や活動量に応じた必要な栄養素を含むようにつくられているからです。

犬に与える食べ物として市販されている犬用のおやつもありますが、あくまでおやつはおやつです。おやつにはドッグフードのように犬にとって十分な栄養素が入っているわけでもありません。そして、おやつを愛犬に頻繁に与えすぎることによって、犬はドッグフードより美味しいおやつを好むようになり、おやつを食べてドッグフードを残すようになってしまうのです。

犬が餌を残す原因②:ドッグフードの種類を頻繁に変えているから

愛犬が餌を残すことが見受けられるようになった際、あなたはドッグフードの種類を頻繁に変えたりしていませんか?一見、頻繁にドッグフードの種類を変えることは犬にとっても食事の楽しみが増え、良い影響があるように感じるかもしれません。

しかしながら、ドッグフードの種類を頻繁に変えると、犬はご飯を残せばまた新しいドッグフードに変えてくれると思うようになり、飼い主さんが与えたエサを残すことを繰り返すのです。犬は想像以上に頭がよく、飼い主の犬への行動パターンを把握して行動します。よって、飼い主は可愛い愛犬を必要以上に甘やかすことなく、時には厳しくしつけをする必要もあるのです。

また、犬が餌を食べなくなった際、ドッグフードのランクを上げると犬はそのランクの高いドッグフードの味を覚えることから、以前与えていたランクの低いドッグフードを食べなくなる場合があります。つまり、一度ドッグフードのランクを上げると元のランクに戻すのは非常に難しいのです。このことは、愛犬の餌代によって飼い主さんの家計が圧迫されないためにも、忘れないでおいてくださいね。

犬が餌を残す原因③:人間のご飯を与えているから

犬がドッグフードを残すからといって、人間の食事を犬に餌として与えている飼い主さんも中にはいらっしゃるのではないでしょうか。人間の食事の方がドッグフードよりも美味しいと犬も感じてくれるだろう。

よって人間のご飯を餌として与えれば、餌を残さず食べるようになってくれるだろう。そして、餌を食べるようになり食欲が戻ったことを確認できたら、またドッグフードに戻せばいい。…こんなことを考えている飼い主さんがいたら、その考え方は間違っています!

味がしっかりとついた人間のごはんは、味のないドッグフードと比べると美味しいのは紛れもない事実です。しかしながら、この人間のご飯の美味しさを一度犬が覚えてしまうと、当面味のないドッグフードを食べなくなってしまう可能性が高くなるのです。

飼い主ができる、愛犬がエサを残さず食べるためにできる方法とは?

飼い主ができる、愛犬がエサを残さず食べるためにできる方法とは?

犬が餌を残す理由として、しつけが原因である場合が多数あることをご紹介しました。それでは、飼い主さんができる工夫には一体どんな方法があるのでしょうか。

飼い主さんがとれる対策は非常に簡単です。それは、犬が餌を残していた場合、餌をいれていた食器を片付けてしまえばいいのです。この時、10分程度様子を見て食べる気配がなければ下げてしまって結構です。そして、次のごはんの時間まで犬には何も与えません。この時、おやつは決して与えてはいけません。このようにして、飼い主が出した餌を食べないと次の餌の時間まで食べ物が与えられないことを犬に覚えさせるのです。

食器を取り下げた後、愛犬が餌をほしがってきた場合は先ほど出していたものと同じ種類の餌を与えてあげましょう。もうこの餌しか出てこないと犬も理解すれば、また餌を食べるようになってくれますよ。

   

こんな時は病気の可能性があるので要注意!

こんな時は病気の可能性があるので要注意!

犬が餌を食べないのは、飼い主のしつけが原因である場合が多いと言いました。しかしながら、愛犬が明らかにいつもと様子が違っていたり、下痢や嘔吐等の症状がでている場合は病気である可能性があります。

このような場合は家で犬の様子を見守るのではなく、すぐに病院に愛犬を連れて行きましょう!犬の健康のためには、早めの診察が必要です。

可愛い愛犬の健康のためにも、愛のあるしつけを

可愛い愛犬の健康のためにも、愛のあるしつけを

今回は、犬が餌を残す場合のその理由と対策についてご紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか。可愛くて仕方がない愛犬に厳しくしつけをするのは、一時的に胸が痛むこともあると思います。

しかしながら、全ては愛犬が健康でいるためでもあります。よって、時には飼い主さんも心を鬼にして、しっかりと食事のしつけをしてください。

   
 

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