動画で話題のイグアナと猫の放し飼い!2匹を一緒に飼育しても大丈夫なの?

動画で話題のイグアナと猫の放し飼い!2匹を一緒に飼育しても大丈夫なの?
   

イグアナと猫が幸せそうに日向ぼっこしている動画を視聴された方もいるのではないでしょうか。 この動画みたいにイグアナと猫を家の中で放し飼いにすることって憧れますよね。

でもその時気になるのが猫とイグアナを一緒にしてしまって大丈夫なのかという点です。そこで猫とイグアナを同時に放し飼いするときの注意点を確認していきましょう。

まだイグアナを家の中で放し飼いしていない方は「イグアナを放し飼いするために必要な環境とは?飼育のコツと注意点まとめ!」も併せてご確認してくださいね。

   

1. イグアナと猫を一緒に放し飼いしたときの懸念事項

1. イグアナと猫を一緒に放し飼いしたときの懸念事項

まずはイグアナと猫を一緒に放し飼いした時の懸念事項からみていきましょう。イグアナは爬虫類で猫は哺乳類ですので、イグアナと猫は全く別の動物になりますよね。

当然、一緒に飼育すると猫とイグアナが喧嘩してしまうこともありますし、最悪の場合ではどちらかがどちらかを殺してしまうことすらあります。

そこでまずは猫とイグアナの攻撃力について確認していきたいと思います。

1-1. 猫の攻撃

猫といえば可愛らしいイメージを持っている方も多いかと思いますが、いざとなったら猫だって本気で攻撃します。猫パンチや猫キックと言った言葉はみなさんお聞きになったことがありますよね。

猫の攻撃の中でもとくに警戒したいのが引っ掻く攻撃です。猫の爪の長さにもよりますが、猫に引っ掻かれると人間だって切り傷をおってしまいますよね。

体の小さなイグアナであれば、猫に引っ掻かれるダメージも大きくなってしまいますので、猫からイグアナへの攻撃も気をつけなければいけません。

1-2. イグアナの攻撃

猫とイグアナを一緒にすると、イグアナが猫を殺してしまうこともあります。小さなイグアナではその心配も少ないですが、1m以上に成長した大型のイグアナに襲われてしまっては猫だってひとたまりもありません。

イグアナの攻撃は猫と同じように引っ掻く動作に加え、尻尾で相手を叩くような攻撃も破壊力があります。人間もイグアナの尻尾に叩かれて骨折してしまった事例はたくさんありますよね。

特に猫がイグアナの尻尾に興味を持ってちょっかいを出しているときに、尻尾で叩かれてしまうことが多いようでうので、気をつけたいところですね。

2. イグアナと猫は一緒にしないのが基本

2. イグアナと猫は一緒にしないのが基本

猫もイグアナも相手を攻撃して喧嘩してしまう危険性があります。

そこでまずは猫とイグアナを別々に飼育された方がよろしいのではないでしょうか。

特にどちらかのペットがお家に来たばかり時期は、先に住んでいたペットに縄張り意識があることもありますし、あまり近づけない方がよろしいかと思います。

2-1. イグアナはゲージから出さない

まずはイグアナをゲージ内で飼育し、ゲージの外へ出さないようにされることをおすすめいたします。ゲージ内であればお互いが喧嘩してしまうこともありませんし、飼い主さんも安心できますよね。

もしゲージ内のイグアナに猫が喧嘩を売るような仕草が見受けられるときは、ゲージごと別の部屋へ移してしまいましょう。

2-2. イグアナを放し飼いする際は部屋を別々に

とはいえ、グリーンイグアナなどの大型のイグアナは、成長するにつれゲージ内での飼育が難しくなってきますよね。この場合、イグアナを家の中で放し飼いで飼育する必要がでてきます。

ゲージ内で飼育できないほど大きく成長したイグアナは当然攻撃力も大きくなっております。万が一猫に攻撃してしまったら猫はひとたまりもありません。

そこでイグアナと猫を2匹ともに家の中で放し飼いする際は、お互いを別々のお部屋に分けて飼育されてはいかがでしょうか。

   

3. イグアナと猫が仲良しになってもらうには

3. イグアナと猫が仲良しになってもらうには

とはいえ、イグアナと猫が仲良しそうにお昼寝している動画もたくさん視聴されていますよね。

これらの動画を再生して眺めていると、我が家の猫とイグアナも仲良くなってくれのではないかと期待してしまうものです。

そこで、イグアナと猫を同じ部屋で一緒に飼育するさいの方法と注意点を確認していきましょう。

3-1. イグアナと猫を一緒にする前に必ず知っておくべきこと

ネットの動画では、イグアナと猫が仲良くしている動画が有名になっております。

しかし、このような動画がたくさん視聴されるということは、それだけレアケースで話題になっているということになりますよね。

本来、猫とイグアナは別々の動物ですので、喧嘩してしまう可能性だって十分にあります。2匹の動物を放し飼いにするさいは、まずは飼い主さんがこの点を十分に認識してくださいね。

3-2. 顔合わせ

まだ2匹の動物を別々の部屋で飼育していて、これから始めて顔合わせをするという方もいらっしゃいますよね。そこでまずはイグアナと猫の顔合わせをしましょう。

その際、ゲージ内でイグアナを飼育している場合は、まだゲージからイグアナを出さない方が良いかと思います。

初顔合わせ時は、お互いに見慣れない動物が目の前にいてストレスがかかっておりますので、長時間は禁物です。

少しづつ顔合わせの時間を増やして、徐々に慣れさせていきましょう。

3-3. イグアナと猫の喧嘩を避ける対策

猫とイグアナがお互いの存在に慣れてきたら、イグアナをゲージから外に出してみましょう。

この際、万が一にもイグアナ猫が喧嘩しないための対策が必要になります。

そこでイグアナと猫との間に異常を異常を感じ取ったら、一刻も早く2匹の動物を引き離してあげることがとても大切です。

もしイグアナや猫が威嚇行動を取り出したら、レッドサインになりますので即行で2匹を引き離しましょう。

イグアナの威嚇行動とその原因については「イグアナに威嚇される!その原因とおすすめの対処方法を総まとめ!」、また猫の威嚇行動とその対処方法については「しつけが悪いの?ペットの猫が威嚇してくる原因と対応方法をご紹介!」でそれぞれご紹介しておりますので、ぜひこちらもご確認くださいね。

3-4. 猫とイグアナを一緒にするときは必ず飼い主さんがそばにいる

イグアナと猫を放し飼いにする際は、絶対に飼い主さんがそばにいるようにしてください。

お互いが慣れてきたらつい油断して目を放してしまうものです。しかし飼い主さんが目を離してしまった間に取り返しのつかないことになってしまうことだってあるのです。

間違っても、2匹の動物を放し飼いをしたまま外出などされないように気をつけてくださいね。

イグアナと猫の共同生活を暖かく見守ろう

いかがでしたでしょうか。イグアナと猫は全く違う種類の動物になります。当然お互いを警戒しておりますし、喧嘩をしてしまうこともあるかと思います。

とはいえ、せっかくならイグアナと猫に仲良くなってもらいたいですよね。

そこで2匹の動物を家の中で放し飼いにする際は、ちょっとずつ触れ合う時間を増やしていき、徐々にお互いを慣れさせるようにしていきましょう。

但しどうしても仲良くなれそうにないときは、ペットのために別々のお部屋で飼育することも大切な飼育方法になります。

ぜひイグアナと猫が幸せに生活できる環境を整えてあげてくださいね。

   
 

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