犬がうるさい！しつけ方法を知りたい！と困っている飼い主さんもたくさんいらっしゃるかと思います。
うるさい犬の鳴き声は近所迷惑になりますし、またお散歩中に些細なことで吠えられてしまっては、満足に散歩させることもできませんよね。しっかりとしつけをして、うるさい状況を改善することが急務です。
犬がうるさい鳴き声を発生するパターンとしては「無駄吠え」「夜泣き」「発情」の3パターンあります。
それぞれのケースで犬がうるさい原因としつけ方法や対策方法をご紹介していきますので、犬がうるさいと悩んでいる飼い主さんはぜひしつけのご参考にしてくださいね。
1. 無駄吠えがうるさい犬のしつけ
まずは犬がとてもうるさい状況になってしまう無駄吠えから確認していきましょう。
犬が無駄吠えをしてしまう最大の理由は「警告」と言われております。これは犬の本能に基づいた行動ですが、しっかりとしつけすれば改善することができます。
また犬の無駄吠えの原因としつけ方法は『困った犬の無駄吠えを直すしつけ方を知りたくありませんか？』で詳しくご紹介しておりますので、無駄吠えがうるさいと悩んでいる方はぜひこちらもご確認してくださいね。
1-1. 警告音としての無駄吠え
犬は危険が近づいていると感じている時に、相手を威嚇すると同時に仲間に警告するために大声で鳴きます。渾身の鳴き声で吠えますので、非常にうるさい状況になってしまいます。
このタイプの無駄吠えは、お散歩中に知らない人や犬と遭遇したり、玄関のチャイムが鳴った時などに生じるケースが多いです。
犬が警告の意味でワンワンうるさい音を出し、仲間に危険を知らせているのです。この場合の仲間とは飼い主さんとその家族になりますよね。
犬も飼い主さんの安全を第一に考えて一生懸命吠えているわけですから、困ってしまったものです。
1-2. 無駄吠えをやめさせるしつけ方法
犬の無駄吠えは本当にうるさいし、近所迷惑に発展してしまいますので、早急に無駄吠え対策のしつけが必要になります。
犬の無駄吠えをしつける方法としては、「褒める方法」と「叱る方法」の2種類のしつけがあります。
褒めるしつけでは、犬が無駄吠えをやめたタイミングで餌を与えるなどして犬を褒めてあげます。こうすることで、犬はうるさいことをしなければ餌をもらえると学習し、無駄吠えが直っていきます。
叱るしつけでは、犬が無駄吠えをしたタイミングで「こら！」「お黙り！」のように叱る方法です。犬も大好きな飼い主さんに叱られるのは嫌ですので、叱られないためにうるさいことをしなくなります。
飴と鞭の2種類のしつけ方法を駆使して、無駄吠えがうるさい犬を改善していきましょう！
2. 夜泣きがうるさい犬のしつけ
犬の鳴き声がうるさい原因としては、夜泣きを挙げることができます。夜泣きは子犬に多い現象です。そこで子犬の夜泣きがうるさい原因としつけ方法を確認していきましょう。
夜中にうるさい鳴き声で吠えられると近所迷惑にも発展してしまいますので、早急にしつけをして対策する必要があります。
また夜泣きは成犬や老犬にも共通するうるさい悩みの種です。夜泣きの原因と対策は『犬の夜泣きがうるさい！その原因とオススメなしつけ方法をまとめてご紹介！』でより詳しくご紹介しておりますので、ぜひこちらもご確認してくださいね。
2-1. 夜泣きの原因
子猫が夜泣きをしてうるさい原因としては、新しい環境への不安や母親を思い出した寂しさが原因である場合が多いです。
生まれたばかりの子犬ですので、ホームシックになってしまうのも無理はありませんね。人間でも修学旅行中の小学生がホームシックになって泣き出してしまうケースはよくあることです。
また子犬が夜泣きしてしまう理由としては、飼い主さんに構ってもらいたいという甘えの場合もあります。夜に寂しくなってしまったので、飼い主さんに来てもらいたいという意味でうるさい鳴き声を出してしまうのですね。
2-2. 夜泣きのしつけ方法
夜泣きはしっかりと子犬のうちにしつけをして直す必要があります。子犬のうちしつけをしておかないと、成犬になってからも夜泣きがうるさい状況になってしまいます。早速そのしつけ方法を確認していきましょう。
子犬の夜泣きのしつけ方法としては、とにかく無視することです。子犬が夜泣きをしているときはつい様子を見にいきたくなってしまいがちですが、これは禁物です。
夜泣きをしている子犬に近づいてしまうと、子犬はうるさい鳴き声を出せば飼い主さんが来てくれると錯覚してしまい、いつまでたっても夜泣きが直らなくなってしまいます。
子犬の夜泣きをしているときは心を鬼にして、温かく見守る気持ちで無視するようにしましょうね。
3. 発情期にうるさい犬のしつけ
最後に発情期にうるさい時の対応を確認していきましょう。オス犬は発情期のメス犬に遭遇してしまうと、すかさずうるさい鳴き声を発生します。鳴き声でメス犬に自分の存在をアピールしているのですね。
発情したオスのうるさい鳴き声は、種の保存という本能に基づく行動になりますので、なかなかしつけで改善することは難しいと言われております。
発情したメスに反応した犬の鳴き声がどうしてもうるさい場合、オス犬を去勢すして対策する方法があります。
去勢すると発情期にうるさい原因元を排除できますし、また犬の無駄吠えもなくなると言われております。犬がどうしてもうるさい場合は去勢もご検討して見てはいかがでしょうか。
また発情期の鳴き声がうるさいと悩んでいる飼い主さんは『発情期の犬がうるさい！その原因とオススメなしつけ方法をまとめてご紹介！』もぜひご確認してくださいね。
鳴き声がうるさい場合は子犬の時からしつけしよう！
いかがでしたでしょうか。愛犬の鳴き声がうるさい時の原因としつけ方法はご確認いただけましたでしょうか。
うるさい愛犬の鳴き声対策としては、子犬のうちからしっかりとしつけをすることが大事なポイントです。子犬のうちにしつけして直しておかないと、成犬になってからもうるさい状況が継続してしまいます。
ここでご紹介したしつけ方法をご参考にしていただき、ぜひうるさい犬が静かになるようにしつけをしていきましょう！
