犬や猫はペットとして有名ですよね!あなたの周りでも飼っている人は多いと思います。そのため、たとえあなたが犬を飼いたいと思っても、周囲の既に飼っている友人に聞けば、どんな餌がいいとかどうやってしつけるかなどは教えてもらえるでしょう。
ではあなた、もしくはあなたの周りで「ヤギ」を飼っている人はいますか?なかなか聞かないですよね。今回はこの「ヤギ」の餌についてお話していきます。
そもそもヤギって飼えるの?
ではヤギの餌についてお話していくにあたってまずは素朴な疑問。そもそもヤギって飼えるのでしょうか?ヤギを飼うなんてきいたら誰もがまずそう思いますよね。結論からます先にお話していくと、ヤギは飼うことがきます。
もともとヤギと人間の歴史は長く、ヤギは家畜として人間とともに生活してきました。特に放牧民族に良く当てはまります。そのため、一般的にヤギはペットとしてなかなかお目にかかる機会は少ないかもしれませんが、ペットとしてヤギと生活することは基本的に可能と考えられます。意外でしたか?
ヤギってどんな動物?肉食?草食?
ヤギはどのような動物かご存知でしょうか。実はヤギはウシ科の動物で古くから家畜として扱われてきました。ヤギは生活するにあたって比較的荒れた土地でも生きることが可能なため、乾燥してあまり草木が生えていないような土地であったり、標高が高いような高山地帯でも飼育されてきました。そのため馬ではなかなか通るとこができないような険しい山道を移動する手段としても重宝されてきました。
ヤギは、もうご存知かもしれませんが草食動物なので、主食は草木になります。草原の草をムシャムシャと食べている光景はなんとなく想像できますね。では、ここからはヤギをペットとして飼った際に、なにを餌として与えればいいのかについてお話していきましょう。
ヤギの餌ってどうすればいいの?
さて、では本題ですがこのヤギの餌としてなにを与えるべきでしょうか?ここで詳しく解説していきたいと思います。
ヤギが好きな餌
まずはヤギが好んで食べる餌についてお話していきます。ヤギは野菜が好きです。これはたとえば、お灸のもぐさとして良く使われるヨモギをはじめ、レンゲやたんぽぽ、アカザにスギナなどが含まれます。
またヤギは野菜の他には木の葉を好んで食べます。木の葉とは、混ぜご飯の具材として私たち人間にも身近なクリやカキ、クヌギやケヤキなどの食物が当てはまりますね。野菜や木の葉を与えたらヤギも喜ぶこと間違いなしです。
その他には飼料作物ももちろん好物。飼料作物とは、飼育のために育てられた食物のことです。頻繁に飼料作物として名前があがるものとしては、トウモロコシやさつま芋の芋づるなどがあげられますね。
このように、ヤギは一般的に野菜や木の葉、そして飼料作物を好んで食べます。ですがこのヤギに有毒な餌もあるので、与える時には気をつけてください。
ヤギに有毒な餌
ヤギにとって有毒は餌、それは動物性の食べものです。肉などは与えてはヤギにとって害を与えてしまいます。また一般的に毒をもっているという草ももちろんヤギにとっても毒になります。有名なものとしてはツツジやジャガイモの芽、トリカブトやドクウツギなどがあげられます。
少量であればもちろんそこまで気にする必要はありませんが、おなかを空かせたヤギはその空腹を満たそうとたくさん食べてしまう可能性がありますよね。ヤギへ餌を与える際には気をつけてください。
ヤギへの餌の与え方は?量ってどれくらい?
さて、ヤギの好き嫌いも分かったところで、具体的にヤギにどうやって餌を与えられたら良いのかをお話していきます。もちろん飼い主の飼育方法や、飼育している地域によって多少違いはあるかと思いますが、ヤギに主食として与える餌は牧草であることが多いです。これを一般的には朝と夕の2回にわけて与えます。
ですが、ヤギは1種類だけの餌を与え続けると飽きてしまいます。そのため、ヤギの好物である野菜や木の葉をおやつ感覚で与えることが必要です。またミネラルは別で摂取が必要になるため、鉱塩と水は与えてくださいね。
ヤギはもともと放牧して飼っていましたが、ペットとして特に都心などの緑が少ない場所で飼育する場合、本来草木を食べることで摂取していた養分を牧草として与える必要があります。そのため、一般的な数値目標としては、体重の2.4%ほどの牧草を毎日与える必要があるとされています。
ですが、もちろん飼育環境やヤギの体調、気温気候によって大きく変動するため、実際には飼育しているヤギの行動や体調を相談して餌の量を決めていくのがよいでしょう。
ヤギをペットとして飼おう!餌も慎重に!
いかがでしたでしょうか?ヤギは非常に人懐っこい動物とされています。そのためしっかり飼育することができれば、きっと飼い主であるあなたに懐くはずです。どこに行くにも後ろからついてくるかもしれませんよ!ただし、人間同様与える餌には注意が必要です。あなたもぜひ自宅でヤギを飼ってはみませんか?