最近は手軽に飼育出来るペットとしてイモリ人気が高まっています。日本原産のアカハライモリは特に美しい体色と値段の安さ、飼育環境を簡単に用意出来るということで人気があるようです。確かに簡単な水槽があれば飼育可能なのは手軽ですよね。
そしてイモリの魅力は他にもたくさんありますが、一番の魅力は何といっても食欲旺盛であるところではないでしょうか?イモリはよく食べる動物ですので観察のし甲斐がありますよ。
そうなってくると気になるのが、イモリにはどのくらいの量のエサを一度に与えれば良いのか、また餌やりの頻度はどのくらいであるべきかということではないでしょうか?ここを間違えてしまうと大変ですよね。
そこで今回はイモリの餌やりの量や頻度についてお伝えしていきます。是非、参考にしてくださいね!
そもそもイモリにはどのような餌を与えるべきか?
ここではイモリにはどのような餌をあげるべきかについてお伝えしていきます。エサの種類は下記3パターンに分かれます。
- 人工飼料(ウーパールーパー用、カメ用、金魚用など)
- 生餌(イトミミズやミミズ、メダカなど)
- 冷凍餌(イトミミズなど)
この3パターンがイモリを飼育する場合によく与えられるエサです。一番理想的なのは毎日生餌を与えてあげることですが、なかなか用意が出来ないのが実情だと思います。
そこでオススメなのが冷凍餌です。特にイトミミズなどはイモリの大好物ですので、喜んで食いつく場合が多いようです。逆にイモリは人工飼料への食いつきが悪い個体もいます。そもそもイモリは視力が良くないため動くエサに反応し、人工餌は動かないため反応が悪いようです。
もし動かないエサに反応してくれない場合は、ピンセットなどでエサを動かしてあげれば食いつきやすくなりますので工夫してみてくださいね!
また生餌のイトミミズもネット通販をご利用すれば簡単に入手できます。特にこちらの「国産生き餌 糸目」はおすすめですので、ぜひお確かめくださいね。
イモリに一度に餌やりする量はどれくらいで設定すべき?
イモリは食欲旺盛な動物のためエサを与えれば与えた分だけ食べてしまう動物です。そのため餌やりを行いすぎて肥満になってしまう個体も多くいます。自然環境下においては、なかなかエサを安定的に確保出来ないために食べれるときに食べ続ける習性があるようです。
そのため基本的にイモリにエ餌やりを行う際には気持ち少なめで大丈夫です。
ウーパールーパー用の人工飼料であれば2~3粒、メダカであれば1匹程度、イトミミズであれば数匹といった量を与えれば問題ないですよ。
両生類は基本的に飢餓に強い動物ですので、与えすぎる方がむしろ病気になりやすので気をつけてくださいね。もしイモリがエサを欲しそうに動いていてもそこは堪えてくださいね。
イモリへの餌やりの頻度は1日1回で充分です!
ここではイモリに餌やりを行う頻度はどれくらいであるべきかについてお伝えしていきます。先にもお伝えしましたが自然環境下においてイモリは毎日餌が食べれるか分からない状況で生きています。そのため数日に1回程度エサを与えていれば死ぬことはほとんどありません。多くても1日1回の量を与えるだけでOKですよ。
毎日エサを与える場合は気持ち少なめのエサを与えて、数日に1回であれば1回あたりの餌さやりを多めに行えばOKです。1日に何回もエサをあげたくなるかもしれませんが、どんなに多くても1日1回の餌やりにしてくださいね。
水槽の汚れには注意を。イモリは水質が悪化すると弱ります
イモリは食欲旺盛なため排泄物も多くなりがちです。また残り餌も出がちで水質が悪化しやすくなります。そのためイモリを飼育する場合には水質を綺麗に保ってあげる必要があります。そこで1週間に1度はカルキ抜きした水を水量全体の1/2を入れ替えてあげればOKです。
また餌やり後に毎回出る残り餌を毎回除去してあげると水質を保ちやすいのでオススメです。他には熱帯魚用のろ過装置を設置してあげるのもオススメです。その場合は水換えの頻度や量を少し減らしても問題ありません。
とにかくイモリ飼育は水質管理がキモになりますので、細心の注意を払ってあげてくださいね!
イモリの水槽の水交換は『初心者必見!イモリの意外と簡単にできる正しい飼育方法をご紹介!』で取り上げておりますので、ぜひこちらもご確認してくださいね。
イモリの餌やりの量や頻度は多くならないように気をつけよう
いかがだったでしょうか?イモリが食欲旺盛な動物であることや、エサを食べ続けてしまう習性があることはお分かりいただけましたか?
基本的にイモリを飼育する場合の餌やりは毎日少量を与えるか数日に一度少し多めにエサを与えてあげれば問題ないですよ。またろ過装置をつけてあげたりして水質を保つことも大切ですよ。
なかなか最初のうちは餌をあげすぎたりすることもあり戸惑うことも多いかと思います。しかし、徐々にイモリが食べるエサの量や頻度の感覚は掴めるはずです。1ヶ月もすればどのような方でも慣れるかと思いますので根気強くやっていきましょうね。
きっとすぐにイモリの飼育に慣れて、楽しいペットライフを送ることが出来ますよ!
もしもイモリが餌を食べなくなってしまったら大変です。『【緊急事態!】イモリが餌を食べない!?拒食が起こる原因と対策方法まとめ!』に詳しくご紹介しておりますので、いざという時のためにこちらも確認しておきましょう。