最近はペットとしてカエルを飼育される方が増えてきております。カエルはエサの準備さえ出来れば手軽に飼育出来るペットです。
カエルの餌についての詳細については「カエルの餌は虫以外でも大丈夫?与えていいエサはなにがあるの?」をご覧ください。
その愛くるしい見た目と、食事シーンに魅了される方が多いようですよ。様々な種類がいますが、日本で最も一般的であり野生で捕まえることが出来るアマガエルが一番人気のようです。
しかし、捕まえてきたのはいいけれど、そのような環境で飼育するのが良いか分からない肩は結構いるようです。確かにカエルはどのような環境で普段生活しているのか、分からない方も多いのではないでしょうか?
そこで今回はカエルの飼い方について、特にアマガエルの飼育方法についてお伝えしていきます。また飼育にオススメのタイプの水槽も紹介していますので、是非ご参考にしてください。
カエルの飼い方としてオススメは水槽での飼育です!
アマガエルは水辺に住んでいるイメージですが、実は樹上性の生き物です。水辺は好きでよく水浴びをしますし、上手に泳ぎますが実は木に張り付いている時間が一番長いようです。木ではなくても、家の壁などでも代用は可能なようですが、一番その体勢が落ち着くみたいです。
そのためカエルを飼育する際には、横に張り付くことが出来るケースであり、かつ水場を作れ大きさが必要となります。
そこでオススメの飼い方として、水槽を飼育ケースにしてしまうことです。壁に張り付きやすいアクリルやガラス製のものがほとんどであり、マットや水場も設置しやすいのでオススメですよ。
また飼育ケースであれば、生餌を入れていてもその中で勝手に動きますので、餌の与え方としても良い飼育環境です。
そのためカエルを飼育する場合は水槽で飼育するのがオススメですよ。
水槽でカエルを飼う場合に必要なものはこの4つ!
ここでは水槽にどのようなものを設置する必要があるのかお伝えします。
基本的には下記に記載したものを準備しましょう!
- 床材
- 水場
- シェルター
- パネルヒーター
この4つがあれば基本OKです。
床材はカエル用のマットがペットショップで販売していますのでそちらを準備します。また水場は豆腐の空容器などを利用すればOKです。またシェルターは割れた植木鉢などが手軽です。
少し手間がかかるのがパネルヒーターです。冬場に必要になるのですが、カエルの適切な飼育温度は25度前後だと言われています。カエルが寒い場合には、身体を温めることが出来るパネルヒーターで体温を自分で調整しますので、是非設置してあげてくださいね。
また、エサとなるコオロギは水槽の中に数匹放しておけば大丈夫ですよ!
カエルの飼育にオススメの水槽をご紹介します!
ここではカエルを飼育する際にオススメな水槽をご紹介していきます。
ぜひカエルを飼育する際の水槽選びの参考にしてみてくださいね。
手軽なのは昆虫用の飼育ケースを水槽として代用する
一番最初にオススメしたいのが、一番手軽に準備出来る昆虫飼育用のケースを水槽として利用することです。
通気性もよく、水がこぼれても平気です。パネルヒーターを設置出来ないのが残念ですが、野生のアマガエルを採集にいく場合には必需品となります。
とにかくコストを抑えたい場合や、お試し飼育にチャレンジしてみる場合にはオススメですよ!
爬虫類飼育用の水槽もオススメ。前が開閉出来る水槽がスタイリッシュ!
一番オススメなのは、爬虫類飼育用の水槽ケースでの飼育です。しっかりとしていて安定性が高く、観察もしやすいです。側面の前面が開閉するタイプは見栄えもよく。スタイリッシュですよ。これで飼育すると様々なものを本格的に用意したくなります。
ペットショップでアフリカツメガエルといった陸上性のカエルを飼育する際にも使われていることが多いですよ。
もし予算に余裕があるなら、少し高い費用を出してでも購入する価値がありますよ!
熱帯魚用の水槽はフタの部分をどう補うかがカギ!
最後に、注意ポイントはありますが熱帯魚用の水槽を代用することも可能です。観賞用としてはとても良いのですが、基本的にフタがついていないか、通気性が悪いためあまりオススメ出来ないのですが飼育自体は可能です。
また熱帯魚用の水槽のフタは指を引っ掛ける用の穴がい開いているものが多いのですが、そこからカエルが逃げてしまう可能性があるので、注意してください。場合によっては蓋は自作するか、別で用意する必要があります。
カエルの飼い方としてオススメなのは、水槽での飼育です!
いかがだったでしょうか?カエルの飼い方の概要やオススメの飼育方法として、水槽を利用して飼育することをお伝えしました。
手軽に扱える昆虫用飼育ケースを水槽として代用出来ることや、爬虫類飼育用の水槽が一番のオススメであることはご理解いただけましたか?
カエルを初めて飼育する場合には、まずは昆虫飼育用のケースでスタートし、本格的に飼育する場合には爬虫類用の水槽に切り替えていくのがオススメですよ。
是非、カエルの飼育を検討している場合は、今回伝えた内容を参考にしてくださいね。