【必見!】亀を屋外飼育するための方法を種類別に徹底解説!

【必見!】亀を屋外飼育するための方法を種類別に徹底解説!
   

亀を飼育されている方は多いと思いますが、その方々の多くは室内飼育のようです。日本で一番飼育されているカメはミドリガメやクサガメ、イシガメなどの水棲のカメのようです。しかし、この種類はわりと大きく成長する個体もいるため途中で室内飼育が難しくなる場合が多いようです。

そのような方々にオススメしたいのが、屋外飼育です。特に大型サイズに育つミドリガメを飼育されている方にうってつけです。またリクガメも屋外飼育出来る種類もいますので、是非屋外で飼育したいところ。

そこで今回は亀を屋外飼育する場合の方法について、環境構築の仕方から冬眠させる場合の注意ポイントまでお伝えしていきます。是非、今回お伝えすることを参考にしてカメの屋外飼育に挑戦してみてくださいね!

   

屋外飼育出来る亀は主に水棲カメ。リクガメも種類によっては可能です。

屋外飼育出来る亀は主に水棲カメ。リクガメも種類によっては可能です。

まずは、どのような亀が屋外飼育出来るのかについてお伝えしていきます。

基本的には屋外出来る飼育出来る種類か否かは、そのカメの原産国の気候がポイントになってきます。

カメは基本的に「温帯~寒冷気候」もしくは「熱帯気候」の地域にしか生息していません。基本的に熱帯気候生まれのカメは屋外飼育する場合、冬眠を行わない種類になってきますので、日本の冬に耐えることが出来ません。

屋外飼育が可能で、かつ飼育するのにオススメな亀を以下に記載しておりますのん画で参考にしてください。

水棲カメで屋外飼育出来る種類

主に下記の3種類が屋外飼育可能であり、オススメの種類の亀になります。

  • ミドリガメ(ミシシッピアカミミガメ)
  • クサガメ
  • イシガメ

ミドリガメ以外は日本原産の亀ですので問題なく飼育可能です。ミドリガメもかなり生命力が強く日本の気候にも馴染むため屋外飼育が可能です。

リクガメで屋外飼育出来る種類

基本的には、チチュウカイリクガメに分けられる亀たちであれば、日本でも屋外飼育可能です。その中でもオススメなのは下記3種です。

  • ロシアリクガメ(ホルスフィールドリクガメ)
  • ヘルマンリクガメ
  • ギリシャリクガメ

ここからは水棲カメとリクガメに分けて屋外飼育の方法をお伝えしていきます。

水棲カメを屋外飼育する場合の方法

水棲カメを屋外飼育する場合の方法

ここからは水棲カメを屋外飼育する場合の方法について詳しくご紹介していきたいと思います。

ぜひご自身の亀の飼育の参考にしてみてくださいね。

飼育環境の作り方

基本的に飼育スペースは水場と陸場に分かれます。この配分は人によって好みが分かれますが、水場を大きく作りすぎてしまうと管理が大変になってしまいますのでオススメ出来ません。そのため水槽を埋め込んであげてたりしてあげて水換えが簡単に行えるようにしてあげると便利ですよ。

またセメントを利用して池を作って上げることも可能です。この場合は水栓を付け忘れないように注意しましょう。生餌としてメダカを数匹入れておいても良いですね。

陸場には日光浴が出来るスペースと、隠れ場所になるスペースがあれば問題ありません。

注意ポイントとして、カメはかなり身体能力が高いので脱走します。アクリル板など亀が登れない素材を使って壁を作るのがオススメですよ。

冬眠をさせる方法

水中で冬眠させる方法と土の中でさせる方法があります。

こちらについては詳細は下記の記事をご覧ください。

「冬の亀の飼育はどうする?カメの冬眠方法をパターン別で解説!」

   

リクガメを屋外飼育する場合の方法

リクガメを屋外飼育する場合の方法

ここからはリクガメを屋外飼育する場合の方法について詳しくご紹介していきたいと思います。

ぜひご自身の亀の飼育の参考にしてみてくださいね。

飼育環境の作り方

基本的に陸場を作ればOKです。リクガメも脱走が得意ですが、壁を登るパターンと穴を掘って逃げるパターンの2種類があります。穴を掘って逃げられないように深めに壁を刺してあげるか、地面の下にアクリル板を仕込んでおくのがオススメですよ。

また日光浴が出来るスペースと日陰で隠れることが出来るシェルターのようなものを用意してあげればOKですよ

冬眠をさせる方法

基本的に冬眠をさせずに、冬の間は室内飼育するのがオススメです。気候も違うため、日本の冬に耐え切れないことも多いためです。飼育用ゲージや水槽で紫外線ライトと保温用のランプを設置してあげるのが一番ですよ。

正しい知識を身につけて亀の屋外飼育に挑戦してみよう

いかがだったでしょうか?屋外飼育が可能な種類の亀や、屋外飼育の方法についてお伝えしてきましたがご理解いただけましたか?

水棲の亀については、日本産の種類が飼育されていることが大半ですので、屋外で飼育しても正しく冬眠させることが出来れば問題なく飼育可能ですよ。リクガメの場合は、基本的に春~秋は屋外飼育を行い、冬は屋内飼育に切り替えてあげるのがベターです。

そして注意しなければいけないのは、弱っている亀は基本的に冬眠をさせずに屋内飼育に切り替えてあげることです。体力がないカメは冬眠中に死んでしまう可能性が高いので屋内で健康になるまで人工飼料を与えながら様子を見てあげてくださいね。

カメは広いスペースで飼育すると活き活きと活動してくれますので、育てがいがありますよ。是非、正しい認識を持って亀を屋外飼育してみてはいかがでしょうか?きっとこれまで見れなかった新しい亀の一面を見ることが出来ますよ。

また亀を屋外飼育する場合は臭いにも気をつけましょう。水槽の臭いの原因と対策は『飼育している亀の水槽の臭いが気になる!その原因とおすすめの対処方法!』で詳しくまとめております。近所迷惑にならないためにも、ぜひこちらもご確認してくださいね。

   
 

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