クワガタのエサを自作で作ろう!簡単にできる餌の作り方を大公開!

クワガタのエサを自作で作ろう!簡単にできる餌の作り方を大公開!
   

夏の季節になるとカブトムシに加えて、クワガタを飼育する方が毎年急増します。夏に入ると近くの山に入って、クワガタなどの昆虫を採集し、家に持ち帰って飼育するのは定番ですよね。

またクワガタを捕まえるにはトラップ用のエサがあるとかなり効率的に捕まえることが出来るようです。確かに、周囲にカブトムシやクワガタを捕まえに行く際に、自作のエサをトラップにして捕まえている人があなたの周囲にもいませんでしたか?

そして、実は採集用のエサと飼育用のエサでは考えるべきポイントが違うようです。

一般的に捕まえる際には自作のエサで、飼育する場合は市販の昆虫ゼリーが良いと言われています。なぜでしょうか?

今回は、クワガタを採集する際と飼育する場合に分けて、それぞれに適したエサと自作する方法まで併せてお伝えしていきます。是非、今後の参考にしてくださいね。

   

クワガタを採集する時と飼育する時では、エサに求めるポイントが違う。

クワガタを採集する時と飼育する時では、エサに求めるポイントが違う。

まず最初にクワガタなどの昆虫を採集する際と飼育する際では、何が求められるのかについて考えていきます。基本的には下記がそれぞれのポイントとなります。

  • 採集時は、「どれだけクワガタをエサでおびき寄せることが出来るか」がポイント
  • 飼育時は、「どれだけクワガタを健康に飼育出来るか」がポイント

それぞれ詳細について、お伝えしていきます。

クワガタは発酵臭に反応する

クワガタは自然界において、広葉樹の樹液を好んでエサとします。これらのエサは発酵臭がしており、クワガタやカブトムシなどの昆虫をおびき寄せる効果があります。

そのため、昆虫採集を行う際に使うエサは、どれだけクワガタたちが好む臭いを出せるかどうかがポイントとなってきます。

クワガタが元気に育つにはたんぱく質が必要

クワガタが元気に育つためにはたんぱく質が必要だと言われています。特に産卵前のメスは通常のエサではタンパク質が不足してしまうため、幼虫やサナギ、さらには成虫となったオスのクワガタを食べることもあるそうです。

そのため飼育する際のエサはタンパク質が適切に補給出来るかどうかがポイントとなってきます。

また、昔はスイカを与えるという文化もありましたが、昆虫にとっては水分量が多すぎるため下痢を起こします。基本的に水分の多い果物や野菜はNGです。昔はトマトが栄養価が高くてオススメだという説もありましたが、これも水分量が多すぎるので与えないのが無難ですよ。

クワガタを捕まえる用のエサの自作方法は、バナナ×焼酎と簡単です。

クワガタを捕まえる用のエサの自作方法は、バナナ×焼酎と簡単です。

ここでは、クワガタをおびき寄せる罠としてのエサのを自作する方法についてお伝えしていきます。

方法はとても簡単です。必要なものは下記となります。

  • バナナ:適量
  • 焼酎:100cc程度
  • (ヨーグルト):あれば

この3つ、基本的にはバナナと焼酎があればトラップ用のエサは自作出来ます。

方法は至って簡単で、バナナを少し崩して、そこに焼酎とヨーグルトを投入し、ふたをして1日発酵させるというものです。これがかなりバナナ臭がする良いトラップになります。効果は強くクワガタ以外の昆虫も引き寄せてしまうので、開封する際は家の中で行わないことをおすすめします。

これをストッキングなどにつめて、クワガタがいそうな場所に仕掛けることで捕まえることが可能になりますよ。また実際に罠を確認する場合には、カブトムシやクワガタ以外の生き物も集まってきている可能性が高いので、気をつけて取り外しを行ってくださいね。

   

クワガタ飼育用のエサは高タンパク質ゼリーがオススメ、自作しても効果は薄い。

クワガタ飼育用のエサは高タンパク質ゼリーがオススメ、自作しても効果は薄い。

次に、飼育用のエサについて考えていきます。飼育用は市販の人工飼料となる昆虫ゼリーがオススメです。さまざまなタイプがあるので、個体の好みによって与えわけしますがタンパク質を多く含んだゼリーがオススメです。

ゼリーがオススメの理由は、下記の3つがポイントとなります。

  • 栄養価が高い
  • 手軽に与えられる
  • 衛生的

クワガタを飼育する上でのポイントは、衛生的な飼育ケースで栄養価の高いエサを与えることです。そう考えると昆虫ゼリーが一番のオススメとなります。

もしどうしても自作のエサを与えたいということであれば、黒糖や蜂蜜、焼酎を混ぜたものを寒天やゼリーで固めてから、与えるのがオススメですよ。

自作のエサを使って、クワガタを捕まえよう!

いかがでしたでしょうか?今回はクワガタのエサを採集する際と飼育する場合に分けて、それぞれ何が適切な餌であるのかをお伝えしました。特に昆虫採集を行う場合は、市販のエサでは臭いが強くないため、自作で臭いが強いエサを作成するのがおすすめですよ。

また自作のエサを使ってクワガタやカブトムシを捕まえることが出来た際の、喜びはひとしおです。是非、この夏は自分でエサを仕掛けて、昆虫採集にチャレンジしてみてはいかがでしょうか?

自分で捕まえたクワガタやカブトムシを飼育すると愛着もわきやすいので一度は体験してみる価値はありますよ!

   
 

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