イグアナを飼育している方は脱走対策をしっかりと取っていますでしょうか。イグアナが脱走して警察に捕獲されるニュースは毎年のように報道されておりますよね。
脱走はニュースになるほど大事件になりますので、ぜひとも気をつけてください。
しかし、実際にイグアナに脱走されてしまった飼い主さんの中には、気をつけていたのに脱走してしまったという方もいます。
そこで、イグアナの脱走事例や、万が一脱走してしまった時の対処方法をご紹介していきます。
1. イグアナが脱走する危険性
イグアナが脱走してしまうということは、人にとってもイグアナ自身にとっても危険な状況に直面します。
グリーンイグアナなどの大型なイグアナが人を襲ってしまっては、襲われた人間は大怪我してしまいますよね。イグアナに襲われて何十針も縫ったというニュースも報道されておりますので、ぜひともイグアナが脱走しないように気をつけてください。
また、イグアナが脱走すると、イグアナ自身にとっても危険な状況になります。小型のイグアナならカラスに狙われるなどのリスクもありますが、最大の問題は外気温です。
イグアナは熱帯の地域に生息している動物ですので、特に冬などの冷たい外気にさらされるとすぐに死んでしまいますよ。
2. イグアナが脱走してしまった事例
イグアナはどのように脱走しているのかを確認していきましょう。
ここでは実際に過去に脱走してしまったニュースなどの情報をもとに、イグアナが脱走してしまう状況をパターン別にまともてご紹介しております。
ご自分の飼育方法に問題がないかぜひ確認してみてくださいね。
2-1. 飼育ゲージから脱走
イグアナを飼育ゲージで飼育している方は、イグアナがゲージから出てしまうことを想定しておりませんので、お部屋の窓を開けて飼育しているケースもありますよね。
特にイグアナに日光浴をさせようとして、窓際で窓を開けてゲージを置いている方もいらっしゃるかと思います。
しかし、このような時は注意が必要です。飼育ゲージのフタがしっかりと閉まっていないと、イグアナは簡単に脱走してしまいます。
また、イグアナがゲージから脱走していても、どうせ部屋の中にいるだろうと思って捜索が遅れる事例もあります。確かに窓やドアが完全にしまっていれば外に脱走してしまうリスクはありませんが、万が一に備えるためにもなるべく早く見つけ出してあげましょうね。
2-2. 家の中で放し飼いをしていて脱走
イグアナが脱走してしまうケースとしては家の中で放し飼いをしているケースが最も多いのではないでしょうか。家の中での放し飼い歴が長くなってくると、ついイグアナから目を話してしまう時間も長くなってしまいがちです。
イグアナのいるはずの部屋を覗いてみたら姿が見えず、脱走が発覚するケースも多いと聞いております。
家の中で放し飼いにするさいは、絶対に玄関や窓がしっかりと閉まっているかを確認してください。また窓が閉まっていても、イグアナが窓を開けて脱走したという情報もあります。そこで窓は必ず鍵もしっかりとかけておきましょう。
2-3. 外で日光浴をさせている時に脱走
イグアナを外で日光浴させている時に脱走してしまうケースも報告されています。
もちろんお庭で日光浴をさせているときはイグアナから目を離すはずがないと思いますが、注意しないといけない場合はベランダで日光浴させるときです。
イグアナをベランダで日光浴させるときは、まさか脱走しないだろうと油断してしまい目を離してしまいがちですよね。しかしイグアナがベランダから脱走してしまったニュースも報道されておりますので、しっかりと気をつけてくださいね。
2-4. お散歩中に脱走
イグアナと外でお散歩している方もいますよね。しかし外でお散歩させるときはいつでも脱走できる状況ですので特に注意が必要です。
外で散歩させるときは、なるべくお庭などの閉鎖的な空間で散歩させるようにしましょう。お庭などがなくて公園などで散歩させているという方は特に注意してください。
イグアナは見知らぬ他人や猫、カラスなどの動物に驚いて、いきなり逃げ出してしまうこともあります。公園の茂みなどに脱走してしまっては探すのがとても大変ですし、また見つからなくなってしまう可能性も十分にあります。
イグアナを散歩させるときは胴体リードをつけられることをおすすめいたしますよ。
3. イグアナが万が一脱走してしまったら
万が一イグアナが脱走してしまったら人を襲ってしまう危険があり、一刻の猶予もありません。またイグアナが天敵に襲われてしまうリスクもありますし、冬などは外気温自体も大きな敵になりますので、まずは大至急イグアナを捜索するようにしましょう。
またイグアナは外来の生物になりますので、日本の自然界に出てしまうことは非常にまずい状況です。そこでイグアナが脱走してしまって見つからないときは警察に相談されることをおすすめします。
ただ警察に話をするには抵抗があるという方もいらっしゃいますよね。そのような方はぜひ保健所に相談してみてはいかがでしょうか。
イグアナが脱走しないように気をつけよう!
いかがでしたでしょうか。イグアナが脱走してしまう危険性や、脱走パターン、万が一脱走してしまった時の対処方法は確認いただけましたでしょうか。
まずは脱走しないようにしっかりと対策を取ることがとても大切です。特にお外で散歩させるときは、胴体リードでつなぐなどの対策をとりましょうね。
万全の対策を講じていても不測の事態は発生してしまうかもしれません。もし万が一脱走してしまったときは、警察や保健所へ連絡するようにしましょう!