文鳥を雛から飼育しようと検討している飼い主さんもいらっしゃるかと思います。
文鳥を雛から飼育すると、それだけ文鳥と親密な関係になれる可能性が高くなりますよね。みんなが憧れている手乗り文鳥に育てるためにも文鳥は雛から育てる必要があります。
そこで、文鳥の雛の相場のお値段をご紹介していきたいと思います。
文鳥の雛のお値段は、文鳥の種類によって異なります。比較的に安価なお値段で購入できる文鳥の雛から、高価な文鳥の雛までそれぞれ相場のお値段を紹介していきますので、文鳥の雛の飼育を検討している方はぜひご参考にしてくださいね。
また、手乗り文鳥のコツは『文鳥の雛の飼い方はどうする?手のり文鳥の育て方のコツをご紹介!』でご紹介しておりますので、興味のある方はこちらもご確認してくださいね。
1. 文鳥は雛と成鳥でどっちの値段が高いの?
文鳥の雛と成鳥ではどちらのお値段の方が高いのでしょうか。
その答えはほぼ例外なく、文鳥の雛の値段の方が相場が安いです。文鳥は雛の時期の飼育が難しいと言われております。とくに文鳥を雛から飼育するためには、数時間に一度さし餌をする必要があるなど、結構労力を必要としています。
そのため、すでに大きく成鳥している文鳥にはそれだけ手間暇がかけられているということになります。すこし汚いお話になってしまいますが、大きく育てられている文鳥にはそれだけ人件費がかかっています。
そのため、文鳥は雛の方が相場のお値段が安くなっているのではないかと推測できますね。
2. 文鳥の雛のお値段の相場はどのくらいなの?
それでは文鳥の雛の相場値段がどのくらいなのかを見ていきたいと思います。文鳥の飼育を検討している方ならすでにご存知の方が多いかと思いますが、文鳥はその色の特徴によって何種類かに分けられております。
気になる雛のお値段も、文鳥の種類が異なれば相場のお値段も異なってきます。
一般的に希少な種類の文鳥の雛は相場値段が高く、よく出回っている種類の文鳥の雛の相場値段も安くなっている傾向があります。このような話はよくあるパターンですので、なんとなくご理解いただけるのではないでしょうか。
そこで、文鳥の種類別に雛の相場のお値段をご紹介していきたいと思います。
2-1. ノーマル文鳥の雛の値段の相場
まずはノーマル文鳥の雛から見ていきましょう。ノーマル文鳥とのその名の通り、みなさんがイメージされる文鳥の原型とも言える特徴をしたタイプです。頭は黒く、ほっぺたは白く、そして羽は灰色のあの文鳥ですね。
かつては大量に輸入されていましたが、現在では輸入が制限されているためペットショップで出回っているノーマル文鳥は全て養殖になるかと思います。
ノーマル文鳥の雛の相場は大体2,000円弱の場合が多いようです。
2-2. 桜文鳥の雛の値段の相場
次に桜文鳥の雛を見ていきましょう。桜文鳥は最も流通しているタイプの文鳥になるかと思います。上のノーマル文鳥と特徴が似ておりますが、こちらのタイプでは頭頂部や羽に桜の花びらのような模様が入っているのが特徴です。
その模様は個体ごとに異なっておりますので、同じ模様の文鳥はいないと言われております。人間の指紋のようですね。
桜文鳥の雛の相場値段はペットショップにもよりますが、2,000円前後の場合が多いようです。ただし稀に模様が奇跡的なおしゃれさを演出している場合などは、お値段も跳ね上がることもありますよ。
2-3. 白文鳥の値段の相場
白文鳥とはその名の通り、全身が真っ白になっている文鳥のことです。これは突然変異によって体毛からメラニン色素が抜けてしまったのではないかと言われております。
文鳥に限らず、このように体毛が白くなった動物はたくさんいますよね。
こちらの白文鳥はあまり紫外線に強くないといわれておりますので、屋外で飼育したい方は注意してくださいね。
白文鳥の相場のお値段は少し上がり、3,000円前後が一般的なようです。
2-4. シナモン文鳥の値段の相場
こちらの文鳥もその名の通り、体毛がシナモン色をした文鳥になります。体毛の変化はやはり突然変異と言われております。
シルバー文鳥の雛のお値段の相場は5,000円前後になります。ただし個体やペットショップによって価格差がかなり大きく、安い場合は3,000円程度で購入できることもありますので、安く購入したい方はペットショップを何軒か回られるとよいのではないでしょうか。
またシナモン文鳥は体質がやや弱いと言われておりますので、初心者の方は避けられた方がよいかもしれません。
2-5. シルバー文鳥の値段の相場
シルバー文鳥は色素の関係で体毛がシルバー色をしている文鳥になります。シルバー文鳥の雛の相場のお値段は7,000円前後になります。ここまでくると少し価格が高い印象を持ってしまう方もいらっしゃるのではないでしょうか。
シルバー文鳥もペットショップごとにお値段の差はありますが、安くても5,000円以上はすることが多いです。
またシルバー文鳥も体質や紫外線に弱いと言われておりますので、文鳥の雛の飼育になれてきてから挑戦された方が良いかと思います。
シルバー文鳥は珍しいですので、その希少性を楽しみたいと言う方はぜひ雛から飼育されて見てくださいね。
予算に応じて文鳥の雛を選んでみよう!
いかがでしたでしょうか。文鳥の雛の相場価格はご確認いただけましたか。雛の値段は文鳥の種類によって大きく異なります。
文鳥を初めて雛から飼育される方は、もっとも体が強いと言われている桜文鳥から始められると良いかと思います。
文鳥の雛からの飼育に馴れてきた上級者の方は、シナモン文鳥やシルバー文鳥といった希少色の文鳥の雛からの飼育に挑戦されることもおすすめですよ。
最後になりますが、文鳥の雛を選ぶ際は値段も大切ですが、同じ命であることに変わりありません。ぜひ文鳥の雛を一生懸命お世話してあげてくださいね。
また文鳥を雛から飼育する方法と注意点は『文鳥の雛はどう飼育する?ヒナの時期からの育て方のポイントやコツは何?』で、雛からの飼育に不安がある方はぜひこちらも併せてご確認してくださいね。