最近は爬虫類のペット人気が高まっていますが、その中でもトカゲの人気が高まっているようです。そして、そのトカゲの中でも人気なのがイグアナたちです。
イグアナはその独特のフォルムがかっこいいと評判であり、まさに恐竜のようであるということで愛好家の中でも高い評価を得ています。
今回は、人気が高まっているイグアナの飼い方について紹介していきます。是非、今回お伝えすることを参考にしてイグアナ飼育に挑戦してくださいね!
そもそもイグアナとはどのようなトカゲか?
イグアナはトカゲの中の一種であり、イグアナ科のトカゲの総称です。タテガミトカゲ科と呼ばれることもあります。特徴は背にたてがみのように見えるトゲ状の突起(クレスト)が挙げられます。
イグアナは砂漠から熱帯雨林まで様々な原産国があるトカゲです。サイズとしては、数センチ程度の小型種から、2メートル前後にまで成長する大型種まで幅広く存在します。種類によっても異なりますが、平均寿命は10年~15年程度が多いようです。
ちなみに名前の由来は、カリブ諸島のタイノ族と呼ばれる人たちが「イワナ」と呼んでいたものを、スペイン語で「イグアナ」呼んだことからだと言われています。
イグアナの飼い方の要点をお伝えします
ここからはイグアナの飼い方についてお伝えしていきます。
飼育環境は流木を組み合わせて止まり木を作ってあげる
イグアナが体調1メートル未満の場合は大型ゲージを利用して飼育してあげるのがオススメです。その際には高さがあるものを利用するとイグアナが快適に過ごせますよ。床材はクッションとなるものになるためウッドチップやイグアナ用マットなどがオススメです。またミズゴケなどを利用される方も多いようです。
またイグアナ飼育にとって止まり木はかなり重要です。イグアナの休憩所になるので、安定感がある流木をいくつか組み合わせて移動出来るようにしてあげると良いでしょう。
またイグアナは基本的に水浴びが好きなので、水浴び用の容器などを用意してあげることが必要ですよ!
紫外線ライトがイグアナを健康に育てるためには必須
これはトカゲやイグアナだけの話でなく、ペットとして飼育可能な爬虫類全般に言えることですが、日光浴を行うことで自力で生成出来ない栄養素を生み出しています。そのためカメやトカゲには日光浴を行うための紫外線が必要です。
イグアナも同様に日光浴を行う必要があります。もちろん日陰のスペースもイグアナは隠れたり暑すぎたりする場合の避暑地になりますので必ず用意してあげてくださいね。
また定期的に直射日光が当たるところに連れて行くという方法もありますので、ご自身の飼育環境も考慮したうえで上手く飼育してくださいね。
最もポピュラーなグリーンイグアナは草食性
イグアナといえば、グリーンイグアナを想定される方も多いのではないでしょうか?実際にイグアナは日本においては、ほぼグリーンイグアナのことを指しています。
比較的温和な性格で大型サイズに成長するものの人間と共存が可能ということで人気が高い種類です。
イグアナは多くの場合、雑食であったり昆虫食が多いのですが、グリーンイグアナは草食性の動物になります。
グリーンイグアナの場合は、小松菜やリンゴ、タンポポの葉などの野菜や草を与えていればOKです。グリーンイグアナの場合は昆虫を与えると、逆に消化不良を起こすので、与えないように注意してくださいね。
ゲージの温度は25度以上を保つのがイグアナの飼い方の最大のポイント
イグアナは低温な環境がとても苦手な動物です。20度を下回ると死んでしまう可能性が出てくるため、25度以上は保ってください。日中は30度以上を保つのが必要です。そのため部屋で放し飼いを行うためには、冬場には暖房が入った部屋で過ごさせる以外に方法がなくなってしまうのでご注意ください。
また湿度については50~60%がちょうど良いようです。高温な環境を室内で再現しようとすると湿度が低くなってしまう傾向があるので、気がついたら霧吹きを行うなどして加湿を行いましょう。
イグアナ飼い方のポイントとして、温度や湿度の管理がキモになってきますので、ここには細心の注意を払ってくださいね!
正しい飼い方を学んで、イグアナ飼育に挑戦してみよう!
いかがだったでしょうか?トカゲの中でも人気の高いイグアナですが、基本的な飼育方法はそこまで大きく変わらないので安心してくださいね。基本的には比較的高温な環境で飼育してあげれば問題なく健康に育ってくれますよ。
またイグアナは基本的におとなしいですが、オスは繁殖期になると攻撃的になるので注意してください。イグアナが爪や口が発達しており、大型サイズのものに攻撃されると大怪我につながることもあるので気をつけましょう。
まずは今回お伝えしたことを頭に入れて、イグアナ飼育に挑戦してみるか是非挑戦してみてくださいね!