待ちに待った熱帯魚の飼育を念願叶ってやっと始めることができたのに、気づけば熱帯魚の水槽に嫌な臭いが漂ってしまい、熱帯魚観賞が台無し!と悩まれている方も多いのではないでしょうか。
特に熱帯魚の飼育を初めてされる方は水槽内に臭いがついてしまう原因をあまり詳しく知らず、情報不足から水槽内に臭いがついてしまうケースも多いかと思います。
そこで水槽内に嫌な臭いがついてしまう原因と臭い対策の方法について詳しくご紹介していきたいと思います。水槽内に臭いがついてしまう原因はこれから取り上げる原因が大半です。
まずはここでご紹介する情報をしっかりと確認して、水槽内に臭いがついてしまわないように気をつけましょうね。これから熱帯魚の飼育を始められる方から、今まさに水槽内の臭いに困ってしまっている方まで必見の内容ですよ!
1. 熱帯魚の水槽の臭いは餌の与えすぎが原因?
熱帯魚にあげている餌の量は適量でしょうか。熱帯魚に与える餌の回数は1日に一回で十分です。熱帯魚は基本的に餌を与えた分だけ食べてしまう生き物ですので、アクアリウム初心者の方はつい餌を多めに与えすぎてしまう傾向があります。
熱帯魚が餌を多く食べればそれだけ排泄物も増えてしまい、水槽内の臭いの原因となってしまいます。
また餌の量が多くなるとそれだけ食べ残ったカスが水槽内に残ってしまい、それが腐って臭いの原因となってしまいます。餌の与えすぎに心当たりのある方は、餌の回数と量を見直すことがおすすめの臭い対策の方法になりますよ。
熱帯魚へ餌をあげる量の目安は「熱帯魚のエサの量と回数はどれくらいがいい?おすすめの餌やりの方法はコレ!」」に詳しくご説明しておりますので、こちらも合わせてご確認してくださいね。
2. 藻類の大量発生が水槽の臭いの原因?
水槽内の臭いの原因は藍藻(らんそう)の大量発生が原因であることが多いです。藍藻は緑色をしたネバネバしたヘドロ状のコケだと思ってください。
熱帯魚の水槽のガラス面や水草にネバネバした緑色の物体がこびりついていたら、それは藍藻ですのですぐに見分けることができます。
藍藻は水槽の照明の照射時間が長かったり餌を多くあげすぎりすると、成長環境が整ってしまうい発生します。
藍藻が発生してしまうと水槽内に独特の刺激臭が発生してしまいまい、見た目の気持ち悪さも重なって熱帯魚鑑賞は台無しになってしまいます。
また藍藻は増殖スピードが非常に早く、藍藻を放置しておくと臭いが部屋中に広がってしまいますので早期の対策が必要になります。
なかなか藍藻を駆除しきれず藍藻の臭いにお困りの方に特におすすめなのが、こちらの「マーフィード エクスタミン」です!こちらの藍藻死滅材を使用することによって、簡単に藍藻を駆除することができるので、ぜひ一度利用されてみてはいかがでしょうか?
3. 熱帯魚の水槽の大きさが実は臭いの原因?
熱帯魚の水槽の大きさが臭いの原因となってしまうこともあります。水槽が小さすぎたり大きすぎたりすると水質の管理が難しくなってしまい、水槽内の水に臭いが付きやすくなってしまいます。
水質を管理しやすい水槽の大きさは60〜90㎝になりますので、これからアクアリウムを始めようとしている方はこのサイズを目安に水槽の大きさを決められるといいのではないでしょうか。
また小さな水槽に熱帯魚を入れすぎてしまうと、今度は熱帯魚の臭いで生臭い臭いが発生してしまいますので、熱帯魚の飼育数にも気をつけてくださいね。
編集部で特に人気の水槽は、こちらの「GEX マリーナ600 LED・水槽セット」です!こちらには2つの濾過槽が取り付けられており、水をとても綺麗な状態に保つことができます。ぜひ購入を検討してみてくださいね!
アクアリウム初心者の方の水槽選びのポイントは「初めて熱帯魚を飼育する方へ!最初の水槽の大きさはどのくらいのものを選ぶべきか?」に詳しくご紹介しておりますので、こちらも是非合わせてご確認してください。
4. 熱帯魚の水槽の臭い対策におすすめの方法
熱帯魚の水槽に臭いがついてしまうと、せっかくの熱帯魚の鑑賞も台無しになってしまいますよね。臭いを放置しておくと水槽内の臭いだけでなく部屋中に嫌な臭いが広がってしまいますので、臭いが気になり始めたら早期に対策をとることが大切です。
そこで熱帯魚の水槽内に臭いが付いてしまった時のおすすめの対処方法をご紹介していきたいと思います。またここでご紹介する方法は臭いの予防対策にもなりますので、ぜひご参考にしてくださいね。
4-1. 活性炭素を使用
活性炭を使用することで熱帯魚の水槽内の嫌な匂いを取り除くことができます。活性炭には熱帯魚の水槽内で発生した臭いや、臭いの原因となるアンモニアを取り除いてくれる効果があります。
また水槽内の濁りを取り除く効果も期待できますので、アクアリウムを楽しむ上で大変おすすめな商品です。
数ある活性炭素の中でも、こちらの「キョーリン 超高性能活性炭」は、熱低魚の臭い対策で特に人気の商品でご愛好者も多い活性炭になります。まだ活性炭を使用していない方がいましたら、ぜひお試しになられてみてはいかがでしょうか?
4-2. UV殺菌灯を使用
UV殺菌灯は水槽内の細菌を死滅させたり、不純物を分解することで臭いの原因となるもとを取り除くことができます。ただしUV殺菌灯は熱帯魚や水槽内の良性バクテリアも弱らせてしまいますので、過度な使用には十分に気をつけてください。
またUV殺菌灯は水槽内が緑色に濁ってしまうグリーンウォーター対策としも有効な方法になります。
UV殺菌灯の中でも特に人気なのが、こちらの「アズー 殺菌灯 UV ステライザー」です!小型で高性能なこちらの商品は、病原菌を殺菌して臭い・苔の発生を抑制してくれるだけでなく、水の濁りを抑える力もあります。まだ試したことがない方は、ぜひ一度導入してみてはいかがでしょうか?
水槽内の濁り対策は「熱帯魚の水槽に白色や緑色の濁りが!その原因とおすすめの対処方法!」でご紹介しております通り、水槽の濁りに困っている方はこちらもぜひご確認してくださいね。
4-3. 良性バクテリアの投入(初期段階)
水槽内のバクテリアは自然に増加していきますので、あえて水槽内にバクテリアを入れる必要はないという方もおります。
しかし熱帯魚の水槽を買って飼育したてのうちはどうしてもバクテリアの数が不足し、水中の不純物の分解が追いつかずに水槽内に臭いがついてしまいやすいです。
そこで熱帯魚の飼育を始める初期段階で水槽内にバクテリアを投入することもおすすめの臭い対策になりますので、ぜひ試してみてはいかがでしょうか。
バクテリアの中でも特におすすめな商品が、こちらの「シマテック バクテリア」です。生きたバクテリアで魚糞・残餌を分解除去してくれるので、臭いの元を断つことができます!また、水質がとても安定するため、水換えや掃除の回数が減る効果もあるんですよ!ぜひ一度試してみてくださいね!
熱帯魚の水槽の臭い対策をして熱帯魚観賞を楽しもう!
いかがでしたでしょうか。せっかく熱帯魚の飼育をはじめたのに水槽に異臭が漂ってしまい気分を台無しになってしまうことは是が非でも避けたいですよね。熱帯魚の水槽内に異臭が漂ってしまう原因は上でご紹介したいずれかのケースであることがほとんどです。
ここでご紹介した臭い対策情報はどれも大変効果がある方法ばかりですので、ぜひ実際にご自宅で活用してみてはいかがでしょうか?