最近では、犬や猫の他にも色々な動物をペットとして飼い始めている方が多い気がします。そんな中でも室内で飼えるペットとして注目されているのが「ウサギ」です。
うさぎはその愛くるしい見た目はもちろんのこと、最近では芸能人にもペットとして飼っている方が多く、ブログに登場することからも注目を浴びている動物なのです。
今回は、そんな今注目のウサギの飼い方の一つ、お風呂事情の疑問についてお答えしていきます。これからうさぎの飼育を考えている方、うさぎを飼い始めてお風呂事情について悩んでいらっしゃる方は必見です!
うさぎの飼い方の疑問①:そもそも、お風呂にいれていいの?
うさぎは非常に臆病な動物であることから、うさぎの飼い方の約束事の1つにお風呂にいれてはいけない、なんて話をあなたも一度耳にしたことがあるかもしれません。
しかし、これは何の根拠もない話です。ウサギだって他の動物と同じように、水で体を洗ってあげてよいのです。
ただし、うさぎは体温調節が苦手な動物なので、お風呂にいれた後は体温が急激に下がらないように、すぐに乾かしてあげるといった工夫をする必要があります。この点について後ほど詳しく説明していきます。
うさぎの飼い方の疑問②:いつからお風呂にいれていいの?
うさぎをお風呂にいれていいことは分かりましたが、いつから入浴させてもよいのでしょうか。
一般的には、生後2ヶ月を過ぎた頃からなら入浴をさせてもよいといわれています。生後間もない頃に入浴させることは、うさぎの体力消耗させることにつながるためです。
うさぎをお風呂に入れられるようになるまでは、ウサギ用のドライシャンプーを使って洗ってあげてください。ドライシャンプーにはムースタイプや粉末タイプのものがありますが、どちらも水を使わずに汚れを落としてあげることができます。
ただし、入浴よりは落とせる汚れに限度があるので、その点は念頭に置いておいてくださいね。
うさぎの飼い方の疑問③:どんなときにお風呂にいれるべきなの?
うさぎは汗をかかない動物であることから、あまり臭いが気になりません。また、うさぎはキレイ好きであり、頻繁に自身で毛繕いすることから必要以上にお風呂にいれてあげる必要はありません。
とはいっても、外に散歩にでかけた際についた汚れや、排泄に伴ってつくおしり周りの汚れが気になる飼い主さんもいるかと思います。そこで、そんな時はお風呂にいれてあげて大丈夫です。
うさぎの飼い方の疑問④:お風呂にいれる方法は?
では、実際うさぎの飼い方、お風呂にいれる際の方法についてご紹介していきます。
まずは、お湯の温度ですが38〜41度のお湯にいれてあげてください。一般的に、お湯の温度は体温の+1度がよいとされています。ですので、ウサギの体温を把握した上でお湯の温度は調整してくださいね。
また、シャワーは刺激が強く怖がるうさぎも多いため、うさぎが溺れることのない深さの洗面器等にお湯を張って、飼い主さんの手を使って丁寧に洗ってあげるようにしましょう。
次に、うさぎを洗う時のポイントとしてうさぎ専用のシャンプーを使用するようにしてください。うさぎの皮膚は非常に敏感なため、刺激が少ないうさぎ専用のシャンプーで洗ってあげることをおすすめします。
また、洗うときは飼い主さんの手でマッサージをしてあげるように優しく洗ってあげましょう。
うさぎの飼い方の疑問⑤:お風呂に入れる時に注意することって?
うさぎの飼い方、入浴に関して最も注意しないといけないのは入浴後の対応方法です。はじめに少し述べたように、うさぎは体温調節が苦手な動物であることから、入浴後にぐっと体温が下がることは体力の消耗へとつながります。
そこで、ウサギの入浴が終わったらまずはすぐに大きめのタオルで優しく水をふきとってあげましょう。この時、吸水性の高いマイクロファイバーのタオル等を使うと、早く乾かしてあげられますよ。
また、タオルを使っての拭き取りが終わったら、次はドライヤーを使って完全に水気を飛ばしてあげましょう。
このドライヤーを使って乾かしてあげる際、ドライヤーの設定は決して「強」にはしないようにしましょう。うさぎは大きな音に対して、非常に強いストレスを感じる動物です。
よって、ドライヤーの設定は一番弱くし、うさぎから少し離したところから当ててあげるように心掛けてください。また、熱風でうさぎが火傷しないことも、併せて気を付けてくださいね。
うさぎが心地よく過ごせるように、たまにはお風呂にいれてあげましょう!
今回はうさぎの飼い方で、飼い主さんの悩みとして多いうさぎのお風呂事情についてご紹介してきましたがいかがでしたでしょうか?
うさぎはあまり臭いもなく、日頃から毛繕いをして清潔にしている動物なのであまり頻繁にお風呂にいれてあげる必要はありません。
しかしながら、やはり衛生管理はうさぎの健康にもつながりますので、タイミングと頻度は飼い主さんでしっかりと把握した上で、入浴させてあげましょう。
また、その際は今回ご紹介した点に気を付け、入浴がウサギのストレスにならないよう、気を付けていきましょうね。