小学校に通っていたときに、うさぎを世話していたという人も中には多いのではないでしょうか？特に、「生き物係」になったことがある人であれば、1度は経験していると思います。小学校ではうさぎなどの動物を飼育していることが多いですもんね。
ですが、最近そんなうさぎを自宅でペットで飼うという人が増えています。キュートな見た目が人気の秘密ですね。ではそんなうさぎを飼育する上で、どのような餌を与えればいいのでしょうか？うさぎといえばオレンジ色のにんじんを食べているイメージがあるかもしれませんが、他にはどんな餌が良いのでしょうか？
今回はうさぎに餌としてあげてもいい野菜・果物とはなにか、またダメな野菜とはなにか、についてお話してきます。
うさきの餌って何？肉？野菜？
みなさんご存知ではあると思いますが、うさぎは草食動物です。かわいいウサギがお肉にかぶりついている光景なんて想像できないですよね。草食動物の主食といえば、牧草などの乾燥した草木や野菜です。
うさぎも同様に、基本的には牧草や野菜を食べます。牧草はいいのですが、野菜に関しては、なんでも与えて良いというわけではありません。ここからはうさぎに与えてもいい餌とだめな餌について解説していきます。
うさぎの餌にしても良い野菜
では具体的にうさぎに与えて良い野菜についてここから一緒に見てきましょう。
1. カブやにんじん、大根！
まずはうさぎの餌として有名なにんじんも含まれる根菜類です。にんじんのほかにも、カブや大根などもそうですね。
これらはウサギの餌として与えても問題ありません。葉っぱまで食べさせられますよ。
2. ブロッコリーやカリフラワー
次にブロッコリーやカリフラワーなどの野菜です。これらもうさぎに与えても有害ではない野菜になります。
花芽の部分に関しても与えても問題ないですが、事前にしっかり洗ってくださいね！
3. チンゲンサイや小松菜、レタスなど
うさぎは一般的には葉っぱの部分を好んで食べると言われています。そのため、レタスや小松菜など人間が好きな野菜はうさぎも大好きです。
そのため葉っぱが多い野菜を与えるととても喜んでたべてくれますよ。
4. トマト
あまりうさぎが食べているイメージがないかもしれませんが、トマトもうさぎに与えても問題がない野菜です。
ですが、気をつけないといけないことがトマトの実の部分は与えても問題ないのですが、ヘタの部分が有毒なので絶対に与えてはいけないということです。餌として与える際には気をつけてくださいね。
5. セロリやパセリ、大葉！
一般的な八百屋で簡単に購入できるセロリやパセリなどの香味野菜もウサギの餌としても問題ありません。ただし、香味野菜全てがいいという訳ではないので注意してください。また、妊娠中には与えない方がいいとされています。
このセロリやパセリに代表される香味野菜ですが、一般的な野菜に比べて水分量が少ないとされています。飼育しているウサギが大量の水分を摂取している場合には、セロリやパセリを与えることで、便が緩くなることを避けることができます。飼育しているウサギの体調も鑑みて与える餌を選んでくださいね。
6. りんごやバナナ、イチゴ！
野菜はもちろんですが、うさぎは果物も大好物です。りんごやバナナ、イチゴに関しては餌として与えても問題ありません。
ですが、果物は全般的に野菜や牧草に比べて糖分が多かったりカロリーが高いものが多いです。これが原因で飼育しているウサギの体調が崩れたりすることもあるため、果物をうさぎの餌として与える際には、体調や体重を気にしてくださいね。
うさぎに与えてもいい餌はそのほかにもたくさん！
ウサギの餌として与えても問題ない野菜は他にもたくさんあります。アスパラガスやキュウリなども一般的に問題ないと言われています。
ただし、寒い冬場であれば問題ないのですが、暑い夏場には放って置いたらすぐに腐ってしまう恐れがあります。餌として与えた際にも、常に餌の状態は気にしてくださいね。腐っていたらすぐに変えてください！
うさぎの餌にしてはダメ野菜
では、次は逆にウサギに餌として与えてはいけない野菜を紹介します。
これは一般的には「ネギ・ニラ・にんにく」や「チョコレートに含まれているカカオ」、「アボカド」や「じゃがいも」が該当します。もちろん、これらは一口食べただけでうさぎが危篤状態になるという訳ではありません。体重の大きさや健康状態に大きく左右されます。
ですが一般的にうさぎにとって有毒とされているため、餌として与えない方が懸命でしょう。
うさぎに正しい餌を与えよう
いかがでしたでしょうか？近年うさぎを自宅で飼うという人が増えています。ペットとして定番の犬や猫と同様にうさぎの人気も高まっているといえますね。
ですが、どんな動物にもあてはまりますが、与える餌とペットの体調管理はしっかりとしてくださいね。少しでも普段と違うなと感じたのであるならば、ちゃんとした動物病院へ連れて行きましょう！その際には、うさぎに関してもちゃんとみてくれる病院を選んでくださいね。
あなたとあなたのウサギが少しでも長い時間一緒に暮らせることを願っています！
