ハムスターに鳴き声や臭いで威嚇される!?その理由と対策方法をご紹介!

ハムスターに鳴き声や臭いで威嚇される!?その理由と対策方法をご紹介!
   

ハムスターをペットとして飼い始め、早く仲良くなりたい気持ちからハムスターに触れるとその度に「ジー!ジー!」と威嚇される日々。

触り方が間違っているのか、それともケージの中でそっとしておいてほしいのか。もはや、言葉が通じないハムスターの気持ちは分からず、どうしていいのか悩んでいるという方もいらっしゃるのではないでしょうか?

今日はそんな方のために、ハムスターが威嚇してくる際のその理由と、威嚇しないようにするためには、飼い主はどうすればよいのか、その方法をご紹介していきます。これを読めば、飼い主さんの不安も少しは解消されるはず!

   

ハムスターに威嚇されるのは、まだ環境に慣れていないから!

ハムスターに威嚇されるのは、まだ環境に慣れていないから!

ペットとしてハムスターを向かえて、早く仲良くなりたいと思う飼い主さんの行動として多いのが、ハムスターをケージの外に出そうとする行動。自分の手のひらの上で可愛がったり、ケージの外で散歩させてあげようという思いから、そんな行動をとっている飼い主さんは多いはず。

また、ケージを掃除するために、ハムスターを一時的にケージの外に出すべく、ケージの中に手を入れてハムスターを外に出すといった場面もきっとあるでしょう。

ですが、そういったハムスターに触れる行動が、ハムスターの威嚇の一因となっていることがあるのです。ハムスターは非常に敏感な動物であることから、ペットとして飼育し始めの時期はそれまで居たペットショップとは異なるケージの環境や、飼い主さんの行動が恐怖心を抱くことへと繋がるのです。

ハムスターが威嚇する最大の原因は、このような環境の変化に慣れていないことから生じている恐怖心によるもの。よって、これはハムスターが環境に慣れてくるにつれ、徐々におさまっていくので安心してくださいね。

複数飼いが原因!?ハムスター同士が威嚇し合っているのかも!

複数飼いが原因!?ハムスター同士が威嚇し合っているのかも!

ハムスターをペットとして飼い始める方の中には、はじめから1匹ではなく2匹以上を飼育し始める方も多いかと思います。そんな複数飼いをし始める方の中には、はじめはまだ1匹のハムスターそれぞれが小さいことから、同じケージの中で飼育し始める方も多いのではないでしょうか。

しかしながら、そんな複数飼いは基本的には、ハムスター同士がケージの中における縄張り争いから、威嚇し始めます。もちろん、縄張り争いではなく一時的な喧嘩のケースもあります。

このことから分かるように、ひとつのケージの中で複数のハムスターを飼っている飼い主さんは、今一度ケージの大きさを見直し、1匹ずつハムスターのケージは分けてあげてください。また、ケージを分けた際もハムスター同士が威嚇し合わないよう、ケージは離しておいてあげることが重要です。

   

鳴き声だけでなくハムスターが発する臭いも威嚇のサイン!?

ハムスターを飼い始め、威嚇のサインを何度か目の当たりにした時、ハムスターの威嚇の鳴き声だけではなく同時にハムスターから異臭を感じた経験はありませんか?実は、このハムスターが発する臭いも威嚇のサインのひとつなのです。

ハムスターの威嚇の原因は今まで紹介してきた通り、環境に慣れていないことやハムスター同士の喧嘩が挙げられます。その中でも、特に後者のハムスター同士の威嚇をしている場合、縄張り意識から異臭を発することを通じて、自身のテリトリーをマーキングをしていることがあるのです。

異臭を発するほど威嚇している場合は、ハムスターのストレスはかなり高い状態といえます。よって、別々のケージでまた、ケージ同士を離してあげるといった飼い主さんにできる工夫は試してみてくださいね。

ハムスターが威嚇しないために、飼い主さんにできる工夫とは?

ハムスターが威嚇しないために、飼い主さんにできる工夫とは?

人間だって怒ることがあるように、動物のハムスターだって怒り、威嚇することがあります。そんなハムスターがどのような場合に威嚇するかについて今までお話してきました。

それでは最後に、ハムスターが威嚇しないために飼い主さんができる工夫には何があるかお話していきます。

特にはじめてペットとしてハムスターを飼い始めた方に多いのが、ハムスターの触り方、特にケージの外に出す時のハムスターの触り方が間違っている点です。

ハムスターはその大きさが小さく、動きが早いことからケージの中でつかまえようとする時、どうしてもハムスターを強くつまむようにして掴んでしまう飼い主さんがいます。また、警戒心の強いハムスターにとって、背後から掴まれることは非常に強い恐怖心を与えることにもつながりかねません。

このように強くつまむようにして掴んだり、背後から掴む行為はハムスターに恐怖心を生み、ストレスを与え、結果的に威嚇することへと繋がるのです。

よって、ケージの外に出すためにハムスターを掴む必要がある場合、まずは優しく声を掛けてあげることでハムスターの警戒心を解き、その後無理に掴もうとはせず優しく掴んであげてくださいね。

ハムスターに威嚇されるのをなくすため、過ごしやすい環境をつくりましょう!

今回はハムスターが威嚇するその原因と対策をご紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか?

ハムスターの威嚇の原因は、環境に慣れていないといったストレスが大きな要因のひとつです。ですが、その原因はハムスターも慣れと共に少しずつ緩和していきます。

飼い主さんも焦らず、ペットであるハムスターにとって過ごしやすい環境を築いてあげることを意識し、接してあげてくださいね!そうすれば、きっとハムスターの威嚇もおさまってくるはずですよ。

   
 

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