文鳥の雛への水浴びはいつから?目安時期と注意点をまとめてご紹介!

文鳥の雛への水浴びはいつから?目安時期と注意点をまとめてご紹介!
   

文鳥を雛から飼育している方もいらっしゃいますよね。

文鳥を飼育すると必ずセットになるのが水浴びです。しかし初めて雛文鳥を飼育する方の中には、いつから水浴びをスタートさせれば良いかわからない方もいらっしゃるかと思います。

そこで文鳥の雛の水浴びを開始する時期の目安を、生後経過日数と外見の特徴の2点からご紹介していきます。また後半では雛文鳥に水浴びさせる時の注意点も併せてご紹介しておりますので、ぜひご参考にしてくださいね。

   

1. 文鳥の雛に水浴びをさせる時期の目安

1. 文鳥の雛に水浴びをさせる時期の目安

文鳥の雛に水浴びを開始させる時期は、文鳥の生後1ヶ月頃が目安と言われております。とはいえ、ペットショップで販売している文鳥には、入荷日基準で日数が表記されており、生後何日か判断できないこともあるかと思います。

そこで雛文鳥の外見上の目安としては、文鳥の雛の羽毛が完全に体を覆ったタイミングを生後30日と考えると良いかと思います。

文鳥の雛に羽毛がない段階で水浴びさせてしまうと文鳥の体が急激に冷えてしまい、文鳥が弱ってしまう原因にもなりますので、水浴びの開始時期は気をつけてくださいね。

また文鳥の雛の成長段階と、各段階の飼育方法のコツは『文鳥の雛の成長過程と生後の各段階での飼育のポイントを総まとめ!』で詳しくまとめて解説しておりますので、ぜひこちらも併せてご確認してくださいね。

2. 文鳥の雛に水浴びをさせる方法

2. 文鳥の雛に水浴びをさせる方法

文鳥の雛に水浴びをさせるときは、雛にとって水は初めての体験になります。

文鳥の中には本能的に水浴びをするようにプログラムされているためか、何の躊躇もなく水に飛び込んでいく雛もいますが、最初のうちは水を警戒してしまう雛もいます。

そのような場合は雛に少しづつ水に慣れさせていく必要があります。

2-1. 文鳥の雛のゲージ内に水浴び容器を入れよう

水浴び容器を用意したら、さりげなく雛文鳥の鳥かごの中に入れてみましょう。

文鳥の性格によってはいきなり水浴びを始める雛もおりますが、何の興味も示さない雛もいます。この際は無理に水浴びをさせようとしてはいけません。次にご紹介する方法で少しづつ水浴びに興味を持たせていくようにしましょう。

また雛文鳥のゲージ内に水浴び容器を入れる際は、容器の水位の高さに注意してください。一般的な水浴び容器に表記されている水位の目安は大人用の文鳥の高さであると思ってください。文鳥の雛にとってその水位の高さは少し高すぎます。

初めて雛に水浴びをさせるときの水位の高さは1〜2センチメートルで十分ですよ。

2-2. 霧吹きで雛に水を吹きかける

文鳥の雛が水浴びをしない時は、少しづつ水に慣れさせていく必要があります。その際におすすめのグッズが「霧吹き」になります。霧吹きはご家庭にあるもので十分です。もし無ければダイソーなどで売っている商品でも構いませんので、お一つ用意しましょう。

霧吹きの準備ができたら、文鳥の雛と十分に距離を離して、真上から水を吹き掛けるようにして水浴びさせましょう。この際は、決して雛に横から水を吹きかけてはいけません。人間だって横から水をかけられては不愉快ですよね。

霧吹きする回数の目安は5回程度で十分です。この時に文鳥のテンションが上がってくるようでしたら、霧吹きする回数を増やしていきましょう。ただし雛が嫌がるようでしたら、無理に霧吹きの回数を増やすことは厳禁ですよ。

2-3. 飼い主さんの手のひらで水浴びをさせる

文鳥を雛のうちから飼育すると「手乗り文鳥」に飼育することができると言われておりますよね。

すでに文鳥を手の上に乗せることのできる場合は、手のひらに水を含ませて水浴びをさせる方法がうまくいく場合もあります。

軽く手を湿らせる程度でも構いませんので文鳥の雛に水に触れてもらい、少しづつ水に慣れさせてあげましょう。

   

3. 文鳥の雛に水浴びをさせる時の注意点

3. 文鳥の雛に水浴びをさせる時の注意点

文鳥の雛はまだ体が弱いですので、水浴びの際は特に注意していただきたいポイントがございます。

誤った方法で水浴びをさせてしまうと文鳥が弱ってしまい、病気の原因にもなってしまいますので、必ず確認してくださいね。

3-1. 室内の温度管理

文鳥の雛を水浴びさせる時は室内の温度を十分に暖かくするようにしましょう。雛の体毛はまだ羽毛ですので、大人の文鳥よりも体温調整機能が低くなっております。

低い室温の中で水浴びをさせてしまうと雛の体温が冷えてしまいますので、室温管理にも気を付けてあげましょうね。

まだ雛文鳥の温度管理の重要性については『文鳥の雛には保温が必要。ヒナの飼育の温度管理にはヒーターを使用しよう!』で詳しく取り上げておりますので、ぜひこちらもご確認してくださいね。

3-2. 水浴びにお湯は厳禁

これは大人の文鳥にも共通することですよね。

大人の文鳥に水浴びをさせる際は多少水温が高くても大きな問題にはなりませんが、雛文鳥の場合は体に付いている油膜もまだ少ないですので、必ず水で水浴びさせるようにしてください。

水温の目安は10度前後を目安と考えていただくと良いかと思いますよ。

文鳥の水浴びは雛のうちに覚えさせよう

いかがでしたでしょうか。文鳥に水浴びを覚えさせるにあたり、雛の時の扱い方は大変重要になります。雛の時にしっかり水浴びする習慣を付けてあげないと、大きく成長してからも水浴びをしないケースもありますので、しっかりと水浴びを覚えさせましょう。

ただし雛が水浴びをしないからといって焦っては禁物です。ゆっくりと時間をかけて、少しずつ文鳥の雛に水に慣れさせていけば、きっと水浴びをしてくれるように成長してくれますよ!

また雛文鳥の飼育方法は『文鳥の雛はどう飼育する?ヒナの時期からの育て方のポイントやコツは何?』でもご紹介しております。さし餌の回数の目安などもご紹介しておりますので、ぜひこちらもご確認してくださいね。

   
 

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