文鳥を飼育していてもっとも大変なお世話の一つが文鳥の爪切りではないでしょうか。もしあなたの文鳥が爪切りを快く受け入れてくれる文鳥であれば、本当に幸運だと思ってください。
基本的に文鳥の爪切りをしようとすると、尋常でないくらい暴れるころが多いです。クチバシやまさに切ろうとしている爪が飼い主さんの手や腕にひっかってしまい、怪我をしてしまうということも日常茶飯事です。
私も文鳥をペットとして飼育したての頃は、どうしても爪切りができないと悩んでおりました。しかし今ではある程度の対処法の知識が付いてきましたので、文鳥の爪切りができないなんてこともなくなりました。
そこで文鳥が暴れるので爪切りできないという方向けに、おすすめの対処法を中心にご紹介していきたいと思います。
1. そもそも文鳥の爪切りは必要なの?
文鳥の爪切りができないと毎日頭を抱えてしまっている飼い主さんは、そもそも爪を切る必要があるのかと考えたくなりますよね。
確かに野生の鳥が人間に爪を切ってもらっている話なんて聞いたことがありません。
だったら飼育している文鳥も爪切りする必要ないじゃん!と開き直ってしまう気持ちもよくわかります。
1-1. 文鳥の爪切りを放置するとどうなるの?
爪切りできないからと文鳥の爪切りを放置していたら、当然文鳥の爪は伸びてきます。これは人間の爪が伸びてくるのと同じですね。
もしあなたがご自分の爪を1年間放置したらどうなるか考えて見てください。きっとありえないくらい爪が伸びてしまい、日常生活に不便を被ることは間違いありません。
また何かの拍子に爪が引っかかってしまい、爪が剥がれるのではないかというくらい痛い思いをしてしまうかもしれませんね。
文鳥だって一緒です。爪切りできないからと伸びる爪を放置されたら、文鳥だって生活しにくくなってしまいます。よって爪切りは絶対に必要ですね!
1-2. 野生の文鳥が爪切りしなくても平気な理由
ではなぜ野生の文鳥が爪切りが必要ないのでしょうか。それは野生の文鳥の場合、普段生活していく中で自然と爪が削れているからです。
飼育している文鳥は毎日ゲージの中にいますが、野生の文鳥は様々な木木に立ち止まったり、地面を歩いたりと、常に爪を消耗しております。
ですので、爪を切らずとも勝手に爪切りできてしまっているのですね。
2. 文鳥が爪切りを嫌がって暴れる理由
ではなぜ文鳥が爪切りを嫌がって暴れる理由を見て生きましょう。
文鳥の立場に立って考えてみれば案外簡単に理由がわかりますよ!
2-1. 保定が苦しい
文鳥の爪切りをするさいは、保定と言って文鳥を反対向きに持ちますよね。でも文鳥からしてみればこの姿勢は最悪なのです。人間だって子供の頃に、反対向きに鷲掴みされたら例え親からであろうと嫌ですよね。
文鳥もこの保定の体制は苦しいですので、なるべく爪切りの時間は手短にしてあげましょうね。
2-2. 過去にトラウマがある
文鳥の爪切りができない原因は、過去に爪切りにトラウマがあるからかもしれません。過去に長時間保定しつづけてしまったですとか、爪を切り過ぎてしまって痛い思いをさせてしまったことはありませんでしょうか。
一度このようなトラウマのある文鳥は、もう本当に爪切りをいやがりますので、爪切りできない暴れる文鳥になってしまいます。
3. 文鳥が暴れるのを抑えて爪切りをするおすすめの方法
文鳥の爪切りができないときはどのような対処方法を取れば良いのでしょうか?
文鳥の爪切りをできるように何点か方法をご紹介しておりますので、ぜひ確認してくださいね。
3-1. 保定の方法を見直す
文鳥を保定する方法は正しくできていますでしょうか。保定された文鳥は人間で例えるなら無理やり鷲掴みされている状況ですので、当然ストレスがかかっております。
もし保定の方法が誤っていて強く握りしめてしまったりすると、文鳥の我慢も限界に達していよいよ暴れるどころか制御不能になってしまいます。
お近くに文鳥の飼育に慣れているスペシャリストの方がいらっしゃいましたら、保定のコツを教わって見ましょう。
3-2. 文鳥にタオルをかぶせる
これは文鳥が暴れるのを避けるために、実際に私も採用している爪切りの対処法です。以前どうしても文鳥が暴れるので、購入したペットショップで爪切りをしてもらっていたことがありました。これはそこのペットショップの方に教わった方法です。
まずは文鳥の真上からタオルを被せてしまいましょう。すると文鳥は視界がなくなって身動きを取らなくなります。
その隙に文鳥の足だけをタオルから出してしまい、タオルを洗濯バサミで固定してしまいましょう。あとは慎重かつ手際よく文鳥の爪を切っていくだけです。
文鳥には少しかわいそうな対処法になりますが、これも文鳥のためですので心を鬼にして試してみてくださいね。
3-3. 爪切りを見せない
過去に爪切りのトラウマがある場合は、爪切りを見せただけでも暴れるので、当然爪切りはできないですよね。
また文鳥は頭がいいですので、爪切りをみせただけでこれから怒る最悪の自体を予測して暴れる可能性もあります。そこで文鳥には絶対に爪切りを見せないようにしましょう。
上でご紹介する方法を試される場合は、タオルで文鳥を包み込んでから爪切りを出す手順を間違えないように実施してくださいね。
4. 小鳥専門病院で爪切りしてもらう
ここでご紹介した方法でもどうしても文鳥が暴れるので爪切りできないという方は一度小鳥専用の病院で爪切りをしてもらいましょう。これはもちろん文鳥のためですが、飼い主さんの勉強のためでもあります。
病院の先生が爪切りをするときの手順や方法を鮮明に脳裏に叩き込んで、プロの爪切りテクニックを盗んでしまいましょう。
先生と同じようにできれば、文鳥が暴れることなく、お家で爪切りできるようになりますよ。
文鳥が暴れるために爪切りできない問題を解決しよう!
いかがでしたでしょうか。文鳥は爪切りしようとすると暴れるので爪切りできない飼い主さんも多いと聞いております。何を隠そう偉そうに書いているこの私も昔は爪切りできない飼い主でした。しかしここでご紹介した方法で文鳥の爪切りをできるようになりました。
爪切りをしようとすると文鳥が暴れると悩んでいる飼い主さんは、ぜひここでご紹介した対処法を試してみてくださいね。
また、文鳥の爪切りでとても人気の商品がこちらの「KEIBA HA-D04 アングルニッパー」です!切れ味も非常によく、綺麗に爪切りをすることができますよ!口コミでの評判もとてもいい商品なので、ぜひこの機会に買い替えを検討してみてはいかがでしょうか?
また爪切りしようとすると威嚇してくる文鳥もいます。そんな時は攻撃してくるかもしれませんので注意してくださいね。文鳥が威嚇してくるときのパターンは「文鳥が威嚇をする理由と怒る時の鳴き声!おすすめの飼育方法もご紹介!」で詳しくご紹介しておりますので、こちらも併せてご確認してくださね。