日本では昔から小鳥がペットとして飼育されてきています。今ではペットといえば犬や猫がメジャーですが、日本では昔からペットとして愛されてきています。ほととぎすなどは戦国時代の三大武将、織田信長・豊臣秀吉・徳川家康の詠んだ歌で有名ですよね。
今ではほととぎすはなかなかペットとしては飼育されていないですが、文鳥やインコなどは一般家庭でも広く飼育されていますよ。特にインコはペットとして人気が高いですよ。子供からお年寄りの方にまで幅広い人気を誇っており、特にセキセイインコは様々なカラーバリエーションがあることからも根強い人気を誇っていますよ。
そのため日本全国のご家庭でインコは幅広く飼育されていますが、多くのインコの飼い主さんはあるインコの行動に頭を悩ませているようです。それが鳴き声です。基本的にインコは良く鳴く鳥なのですが、それでも異常に鳴き続けることに悩んだり、場合によってはご近所トラブルに繋がったりと由々しき問題であります。
しかし、多くの飼い主さんは、セキセイインコをはじめとするインコたちがなぜ鳴き声がうるさいのか、理由や原因が分かっていないのではないでしょうか。またうるさいインコの鳴き声はどうすれば対策出来るのかという方法も知りたいという方は多いことでしょう。ちなみにインコの平均寿命は7~8年以上と言われていますので、早期に解決しないと長い期間悩まされ続けることになりますので大変ですよ。
そこで今回はセキセイインコなどの様々な種類がペットと飼育されるインコたちの鳴き声がうるさい理由や対策方法をまとめてご紹介していきます。ぜひインコを飼育されている方や今後飼育を検討されている方は参考にしてみてくださいね。
ペットとして人気のセキセイインコはおしゃべりな性格が特徴!?
そもそもの前提をお伝えするとインコは多くの種類が明るくて、おしゃべりな性格をしています。特にペット人気が高いセキセイインコは初心者でも飼育がしやすいうえに飼い主さんとのコミュニケーションも比較的とってくれやすく、中には言葉を覚える個体もいます。
そのため基本的には頻繁に鳴き声を発する種類のインコでもあります。身体は比較的小型なのですが、大きな鳴き声を発することも多いので注意が必要です。飼育する場合には音漏れがしにくい部屋で飼育することをおすすめしますよ。
もし音を気にしなくても良い環境であれば、是非とも飼育にチャレンジしてみてほしいペットですよ。
セキセイインコの鳴き声がうるさい場合に考えられる理由や原因は?
セキセイインコなどのインコ類はある共通する性格があります。それはインコは基本的に「寂しがり屋」な性格をしていということです。そのため「呼び鳴き」という、寂しさから飼い主さんにかまって欲しいのでうるさく鳴き声を発し続けるという行動をとります。
これが結構な騒音なんです。飼い主さんがかまってくれないと夜中であろうと関係なく、鳴き続けることも多いので飼い主さんにとっては大きなストレスになると思います。そのため早急な対策が必要です。
また飼い主さんと遊んでいる時にも大きな鳴き声を出すときがあります。これも度が過ぎると近所との騒音トラブルになるので注意が必要です。他にはエサが足りなかったり、飲み水が切れている時に飼い主さんを呼んだりしますよ。
しかし、安心してください。インコのうるさい鳴き声はインコたちの習性を利用することで対策可能であり、また犬や猫といったペットと同様にしつけを行うことも出来るんですよ。
インコの鳴き声があまりにもうるさい時はケージに布を被せて暗くする!
インコの鳴き声がうるさい時のおすすめの対策方法は、ケージを布で覆って暗くしてしまうのがおすすめです。セキセイインコなどは朝になると鳴くという習性があるため、暗くして朝ではなく夜であると認識させる対策方法となっています。
ちなみにこの布を被せる方法は、インコの夜更かしを防止できるので日中の活動時間を減らし発情する時間を減らすことが出来ます。発情が長く続くとインコの健康にもよくなく病気になることもあるので、夜は寝る前にインコの入った飼育ケージには布をかけてあげることをおすすめしますよ。
鳴き声がうるさいインコは習性を利用してしっかりと対策しよう!
いかがでしたでしょうか?今回はインコの鳴き声がうるさい理由や対策方法をお伝えしてきました。今回は「インコの生活環境を暗くする」という対策方法をお伝えしましたが、他にも以下のような解決方法があります。
- 無視をする(小さい鳴き声の時だけ反応する)
- おもちゃを与えて飼い主さん以外との遊びを覚えさせる
- 規則正しい生活をさせる
ぜひ、今回お伝えした方法を試してみてくださいね。インコをかわいがりたくなる気持ちは分かりますが、その気持ちをしっかりと抑えてちゃんとしつけをしてあげましょうね!