熱帯魚を水槽で飼育する際の維持費はどれくらい?節約方法を大公開!

熱帯魚を水槽で飼育する際の維持費はどれくらい?節約方法を大公開!
   

熱帯魚は昔から観賞用のペットとして、人気が高いペットです。昔は金魚などが一般的でしたが、熱帯魚を輸入するようになり、今ではペットショップに行けば数百種類の熱帯魚を飼育することが可能です。

数センチ程度の小型の熱帯魚から、アロワナのような大型種まで様々な熱帯魚が飼育可能です。彩り豊かな熱帯魚を家で飼育できれば優雅な生活を送ることが出来そうですね。

しかし、多くの人が実際に飼育を始めるとどのくらいのコストがかかるのか気になるのではないでしょうか?確かにいくら優雅な気分になるとはいえども維持費などが高価であればなかなか手を出しにくいですよね。

そこで今回は熱帯魚飼育する場合にどのくらいの維持費がかかるのかをお伝えしていきたいと思います。

   

熱帯魚を飼育する際にコストがかかるものをまとめてみた

熱帯魚を飼育する際にコストがかかるものをまとめてみた

ここではまず全体として、熱帯魚を飼育する場合にはどのようなコストがあるのかを体系的にお伝えしていきたいと思います。熱帯魚を飼育するときには大きく大別すると、初期投資の費用と変動費(維持費)がかかります。それぞれをここでは見ていきたいと思います。

熱帯魚を飼育する場合の初期投資

熱帯魚を飼育する場合、0から準備する場合は下記の初期投資が必要になります。

  • 生体費(熱帯魚、水草など)
  • 設備費(水槽、水槽台、ろ過装置、ヒーター、水温/水質計、照明)
  • その他(マット、ろ材、CO2発生装置、電磁弁、エアレーション、トリミングバサミなど)

初期費用はそれなりに本格的に始めようとすると、おおよそ数万円くらいになります。簡易なもので始めたいという場合には、1万円以内で30~45cm水槽のサイズのものであれば飼育が可能となります。そこまで高い費用がかかるというわけではありませんので、安心してください。

熱帯魚を飼育する場合の維持費

熱帯魚を飼育する場合の維持費

熱帯魚を飼育する場合のコストはどちらかというと長期的にかかるというものが多いです。下記に維持費の内訳をまとめましたので、参考にしてください。

  • エサ代
  • 光熱費
  • 追加資材費
  • 生体費(熱帯魚や水草を追加する場合)

この4つが主な熱帯魚の維持費の内訳になります。それぞれ詳細を見ていきます。

【エサ代】

いわずもがな熱帯魚も生きていくためにはエサが必要です。小型の熱帯魚は数百円程度で売っている熱帯魚用のペットフレークで十分です。逆に大型のアロワナなどになってくるとコオロギなどの生き餌が必要になってくるため月に数千円程度のエサ代がかかってしまうこともあります。

【光熱費】

熱帯魚飼育で一番高額になる維持費はこの部分になります。基本的には水代と電気代になりますがほとんどは電気代です。特に電気代として、水温を保つために必要なヒーターの電気代と、次いで照明ににかかる電気代の2つが大きな内容を占めています。

【追加資材費】

こちらは場合によってかなり異なってきますが、ろ材やマット材などが大きな費用を占めています。場合によってはこれも月に数千円程度の費用がかかることもあります。

【生体費】

追加で熱帯魚を水槽に入れる場合や、水草を新しく入れる場合にはもちろん費用が発生してしまいます。生体費は種類によって大きく価格が変わってきますので、最初に買い始める際には可能な限り安価なものを選び、飼育することになれるのが必要ですよ。

番外編。熱帯魚の維持には費用だけでなく、時間もそれなりにかかります

たとえば、熱帯魚を飼育していると水槽の掃除やろ過装置の掃除、マットの敷き変えや水草のトリミングなど細々としたメンテナンスが必要となり、意外と時間がかかります。熱帯魚を飼育する際には維持費のコストだけでなく、時間も必要になることを忘れないようにしましょう!

熱帯魚を飼育する維持費を下げる方法

熱帯魚を飼育する維持費を下げる方法

ここでは熱帯魚の維持費を下げる方法をお伝えしていきます。大きく下げることが出来るコストは2つでエサ代と光熱費です。

熱帯魚のエサ代を抑えて維持費を下げるコツ

こちらはアロワナなどを飼う場合限定になりますが、餌になるコオロギを自家繁殖させることで費用を抑えることが可能になります。コオロギはどのような環境でも生きてくれますし、繁殖能力も高いので基本的には誰でも自家繁殖させることが出来ますよ。

熱帯魚の光熱費を抑えて維持費を下げるコツ

これは熱帯魚を飼育する場合すべての場合で共通するのですが、基本的にはヒーターをいかに低稼働に抑えて水温を保つかという話になってきます。たとえば、水槽の床に断熱材を敷く、水槽に蓋をするということだけで圧倒的に保温効果が変わってきますよ。

   

熱帯魚の維持費はコツを抑えれば高くない!

いかがだったでしょうか?今回は熱帯魚を飼い始める際にかかる費用を、初期費用と維持費に分けてお伝えしてきました、また維持費が嵩みやすいですが、エサにかかる費用や光熱費を抑えることができればコストを下げながら、熱帯魚を飼うことが出来ますよ。

基本的には小さめの水槽で小型の熱帯魚を飼育すれば、コストを抑えながら十分に観賞用として楽しめますのでまずは小さなアクアリウムから始めてみてはいかがでしょうか?

   
 

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