日本において犬と人気を二分するペットとして飼育されているのが猫です。「犬派か猫派か?」という命題は会話の鉄板ネタになるほどです。従順な犬が好きな方もいらっしゃれば気まぐれな猫のほうが好きなど、ここはかなり個人の好みに分かれるようです。
またワンちゃんは平均的に猫よりもサイズが大型で、よく吼えるというイメージからなかなか飼育し辛く、静かそうな猫を選ぶという方は多いようです。確かに猫は大人しくてあまり鳴かないイメージがありますよね。
しかし、実は猫は個体によっては全然泣かない猫もいれば、ひっきりなしに鳴いてしまう猫ちゃんもいるようです。この違いはどこから生まれるのでしょうか、どこに原因があり何が理由で泣いているのか気になりますよね。そして鳴いている猫ちゃんをしつけることが出来るのか、どのようなしつけ方があるのか気になりますよね。
そこで今回は鳴き声がうるさい猫ちゃんの飼い主さん向けに、鳴いてしまう原因やしつけが必要な理由、そしておすすめのしつけ方についてお伝えしていきます。是非参考にしてみてくださいね。
猫がうるさく鳴いてしまう理由は何?鳴き声は寂しさの表れ?
ここでは猫が鳴きやまない場合の考えられる原因や鳴いてしまう理由をお伝えしていきます。基本的には猫が泣き止まない理由には下記の理由が考えられます。
- 寂しいのでかまって欲しい
- 欲求不満
- 発情期
- ストレスを抱えている
基本的にはこの4つが鳴き声がうるさい時の猫ちゃんの心情のようです。特に多いのが「寂しいのでかまって欲しい」ということです。この傾向は特に子猫に多いようですので要注意ですよ。
うるさい鳴き声がうるさい猫のしつけ方は「相手にしない」だけ?
基本的に猫がうるさく鳴き声発している場合に一番のおすすめのしつけは「相手をしない」「無視する」ということです。冷たいように聞こえるかもしれませんが、これが一番愛情を持った接し方なんです。
もし猫がうるさく鳴き声をあげるたびに飼い主さんが相手をしていれば、猫ちゃんは「うるさく鳴けば飼い主さんが相手をしてくれる。だったらもっと鳴こう。」という感情になってしまいます。その結果として、猫ちゃんはそれが悪いことだとも分からずに、うるさく鳴いてしまう問題行動を起こす猫としての烙印を押されてしまいます。特に子猫の時にこのしつけ方をしてしまうと一生直らなくなるので気をつける必要があります。
ここが一番重要なので気をつけましょうね!
猫の鳴き声が気になるなら、遊んで疲れさせるのも一つの方法
猫ちゃんも疲れてしまえば、鳴くのを止めて寝てしまいます。そこで猫じゃらしを使って遊んであげたりすることで猫ちゃんも集中して運動を行い、疲れて寝てしまいますよ。ちなみに運動をすると猫の精神は安定すると言われているので長期的にも鳴きにくくなることもあるのでおすすめですよ。
特に就寝前に10分~20分くらい遊んで疲れさせるのがポイントですよ。
猫のうるさい鳴き声は周囲の迷惑になるのでしつける必要がある
最近ではペットの騒音がご近所問題に発展していることも多いようです。猫ちゃんの夜鳴きや朝方に鳴き続けるといった問題行動はご近所トラブルにつながるケースが多いようです。住民トラブルは猫ちゃんではなく、飼い主さんの大きな負担になるので絶対に避けたいですよね。
あまりにも猫ちゃんの鳴き声がうるさい場合は、可能であれば部屋の一室から出さないようにして生活防音を防いでくれる防音シールなどを壁に貼るなどで応急処置的な対応を行うことも可能です。
しかし、基本的には遊ばせて疲れさせるなどの行動を通して、猫ちゃんがうるさく泣かないようにしっかりとしつけてあげましょうね。
鳴き声がうるさい猫ちゃんはしっかりしつけてあげよう!
いかがだったでしょうか?
今回は鳴き声がうるさい猫ちゃんがなぜ鳴くのかという原因や問題行動の原因、そして正しいしつけ方やしつけが出来なかった場合に起こりえる問題までお伝えしてきました。しっかりと理解出来ましたか?猫ちゃんの鳴き声はご近所トラブルの原因の中でも比較的に多いものですので気をつけましょうね。
一番重要なことは本文中でもお伝えしましたが、基本的に猫は甘えたがりな動物ですので無視をして、相手をしないことで「鳴いても無駄だ」ということをしっかりと理解させることにあります。猫の可愛さに負けて相手をしてしまえば、わがままな猫に育ってしまいますのでしっかりと自制しましょうね
今回お伝えしたことをしっかりと守って、実践して、愛猫をわがままな猫ちゃんではなく、行儀の良い猫ちゃんにしっかりとしつけてあげましょうね!