【飼育方法別】冬も金魚に餌を与えるべき?量や回数はどうすればいい?

【飼育方法別】冬も金魚に餌を与えるべき?量や回数はどうすればいい?
   

この夏に金魚を新しく飼育し始めた方は多いのではないでしょうか?夏祭りでの金魚すくいでもらった金魚を家で飼ったり、家での癒しが欲しくて金魚を飼い始めたり。1年の中でみると、やはり夏に金魚を飼い始める方は多いようです。

そのような初心者の方々にとって不安なのが、冬場の飼育方法についてではないでしょうか?特に冬の時期に、金魚にどのくらい餌を与えるべきなのかという部分について疑問をもつ方が多いようです。

そこで今回は飼育方法別に、冬における金魚への餌やりについてお伝えしていきたいと思います。

   

冬における金魚への餌やりは飼育方法によって異なる

冬における金魚への餌やりは飼育方法によって異なる

金魚の飼育を行う場合は、ほとんどは下記のパターンに当てはまると思います。ご自身はどれに当たるか確認してみてください。

  • 室内で水温を保つヒーターを入れて飼育している
  • 室内でヒーターを利用せずに飼育している
  • 室外で飼育している

今回はこの3パターンについて、それぞれ詳細にお伝えします。

室内で飼育しヒーターを利用している場合は、冬でも餌やりはいつも通りでOK

室内で飼育しヒーターを利用している場合は、冬でも餌やりはいつも通りでOK

この場合は、基本的に金魚はいつも通り活発に水槽内を動き回ります。そのため夏の時期と同じようにエサを与えても大丈夫です。水温は25~26度くらいを常に保てるようにしてあげると金魚にとっては一番快適です。

金魚は水温が低くても生きていけますが、水温の変化にはめっぽう弱いです。そのためヒーターは水温を高く保つためのものという考えではなく、水温を一定に保つために利用するという考え方で利用するのがおすすめです。

そのような考えを持つと、この飼育方法の場合に気をつけるのは水替えのタイミングで水温が下がってしまうことです。

可能な限り替える水の水温を近づけておくか、水の交換前数時間でヒーターを一度止めて金魚に低い水温に慣れさせてあげるかのいずれかの方法でする対応するのが良いですよ。

   

室内でヒーターを利用しない場合、注意しないと金魚が死んでしまうことも・・・。

室内でヒーターを利用しない場合、注意しないと金魚が死んでしまうことも・・・。

この場合に気をつけなければいけないことが、エアコンのON/OFFによる気温の変化です。そしてエアコンにある部屋に水槽が設置している場合、高確率で金魚たちは弱ってしまう、最悪死んでしまうこともあります。

そのため室内で飼育する場合はヒーターで水温を保つか、エアコンのない場所でかつ玄関のようなドアの開け閉めによる気温の変化がないスペースで飼育するのが一番です。

もしヒーターを入れない場合は、水温が下がっていくと思いますが、水温が15度を下回ると基本的に活動量が減り、エサもあまり食べなくなります。

また食べたとしても消化不良になりやすいので、あまり与えないほうが得策ですよ。またエサを与えすぎると、すぐに水質が悪化するので基本的にはえさを与えないほうが無難です。

金魚は水温が10度以下になるとほぼ活動停止状態に近づき動かなくなってきます。この時にエアコンの熱で水温が上がってしまうと活動再開し、体力を大きく使うことになりますので気をつけてくださいね。

室外飼育や水温が低くなる場合は冬眠をさせるのも方法のひとつ

室外飼育や水温が低くなる場合は冬眠をさせるのも方法のひとつ

実は金魚も冬眠をする生き物だということを知っている方は少ないのではないでしょうか?

金魚は水温が5度以下になると完全に活動を停止し、冬眠に入ります。実は自然界に生きている金魚は冬の時期は氷の張った池の下で冬眠をしているとが多くあるようです。

また冬眠をした金魚の方が繁殖能力が高く、繁殖期となる春に向けて冬眠をさせる金魚愛好家もいらっしゃいます。

冬眠をさせる場合は気温が寒くなってくる秋くらいから基本的にエサを与えないようにしていきます。そして水槽の深さは30センチ以上あるものを利用します。浅いものだと、金魚も一緒に凍ってしまう可能性があるためです。

この場合、エサが木になる方は水槽に水草を入れてあげると、消化不良を起こしにくい餌として重宝しますよ。冬眠期に入った場合は、金魚は水槽の底のほうで動かずにじっとしています。

この時に気をつけることとして、水温が変に上がらないように気をつけることです。場合によっては発泡スチロールなどで覆ってあげることで気温の変化を一定に保つことが出来ますよ!是非利用してみてくださいね。

飼育方法によって、金魚の冬の越し方やエサの量は変わります!

いかがだったでしょうか?金魚に対して冬の時期にはどのように餌を与えるかは飼育環境によって異なる水温が基準になることはご理解いただけましたでしょうか?また金魚が冬眠を行う生き物であることも認識していただけたかと思います。

基本的にオススメはヒーターを利用して、1年を通して安定した水温で飼育してあげることですが、繁殖を狙って冬眠をさせたいということであれば、水温管理に気をつかって挑戦してみてくださいね。

春に元気に活動する金魚たちが見れるように、本日お伝えした内容をちゃんと実践すれば初心者の方でも安心して金魚たちを冬眠させることが出来ますよ!

   
 

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