発情期の犬がうるさい!その原因とオススメなしつけ方法をまとめてご紹介!

発情期の犬がうるさい!その原因とオススメなしつけ方法をまとめてご紹介!
   

うるさい犬はしつけで改善できることが多いですが、どうしても犬の発情期はしつけが難しいですよね。これは本能だから仕方のないことなのかもしれません。

そこで発情期に犬がうるさい理由とおすすめな対策方法をまとめてご紹介していきたいと思います。

発情期の犬がうるさいと悩んでいる飼い主さんがいらっしゃいましたら、ぜひご参考にしてくださいね。

   

1. 発情期があるのはメス犬だけ

1. 発情期があるのはメス犬だけ

勘違いしている方もいらっしゃるかと思いますので念のためご紹介すると、発情期を迎える犬はメス犬だけです。

オス犬に発情期は存在しません。オス犬は発情期になったメス犬のフェロモンに反応して発情し、うるさいのです。

オスは半径2キロメートル以内のメス犬のフェロモンを察知することができると言われております。ぜひこの機会にこのポイントを抑えておきましょうね。

2. 発情期のメス犬に興奮してうるさいオス犬

2. 発情期のメス犬に興奮してうるさいオス犬

まずはオス犬がうるさいパターンから確認していきましょう。

上でご紹介した通り、オス犬がうるさいのは発情期のせいではなく、発情期を迎えたメス犬のフェロモンに反応してしまうためでした。まずはオス犬がうるさい理由や対策を確認していきたいと思います。

2-1. 遠吠えや夜泣き

オス犬は近くに発情期を迎えたメス犬の存在を感知した場合、すかさず自分の存在をアピールするために鳴き声を発生します。これが遠吠えや夜泣きと言われる現象で、オス犬がうるさい最大の要因になってしまいます。

これは犬の本能に寄る部分になりますので、しつけで改善することは難しいと言われております。犬にとっては生理現象なのですが、人間から見たらうるさい困った状況ですよね。

また犬のうるさい夜泣き対策は『犬の夜泣きがうるさい!その原因とおすすめな対策方法をまとめてご紹介!』でまとめております。発情期以外のポイントも丁寧にまとめておりますので、ぜひこちらもご確認してくださいね。

2-2. うるさい犬に去勢手術は効果あるの?

発情期のメス犬に反応しないようにするためには、去勢手術をする方法があります。去勢手術を行うと生殖機能がなくなりますので、メス犬にも興味を示さなくなるからです。

実際にうるさい犬への対策として去勢手術を実施している飼い主さんは多く、去勢手術はうるさい犬への対策として有効な手段と位置付けられております。

また去勢手術をすることで、無駄吠えも無くなると言われております。無駄吠えがうるさい愛犬へも去勢手術は有効の場合が多いようです。

オス犬の去勢手術は数万円で実施できますので、どうしても愛犬がうるさいと悩んでいる飼い主さんがいらっしゃいましたら、一度動物病院へ相談されてみてはいかがでしょうか。

   

3. 発情期のメス犬がうるさい原因

3. 発情期のメス犬がうるさい原因

メス犬はオス犬と違って発情期を迎えます。発情期を迎えたメス犬は妊娠の準備に入っております。

そのため飼い主さんへも無駄吠えなどで威嚇することもあり、うるさいと悩んでいる方もいらっしゃるのではないでしょうか。その場合はぜひ下記内容もご確認してくださいね。

3-1. 発情期を迎える時期

犬は一般的に生後8月以内に前後で性機能が成熟します。このタイミングは犬の種類によっても多少前後すると言われております。

性成熟は子作りの準備が整った体に成長したことを意味します。ですのでメス犬は生後10ヶ月以降に発情期を迎えることが一般的です。

発情期のサイクルを確認しましょう。発情期の10日前頃からメス犬のホルモン濃度が高まっていきます。

通常はこのタイミングで出血(生理)を伴いますので、飼い主さんも気づくはずです。そしてその後発情期を迎えます。

通常は2週間前後が続き、オスと交尾する期間になります。またメス犬は年間を通じて2回ほど発情期を迎えると言われております。

3-2. 偽妊娠とは

メス犬が発情期でうるさいと言われる理由として偽妊娠が挙げられます。

偽妊娠とは雌犬が妊娠していないにも関わらず、妊娠したと勘違いしてしまい、子供がいるかのように振る舞うことです。人間でも想像妊娠という言葉がある通り、これと似た現象だと思われます。

偽妊娠をした犬は、何かを子犬と見立てて世話をし出すと言われております。例えば家の中にあるおもちゃやスリッパを子犬と勘違いしてしまいます。

このため飼い主さんが、犬が子犬と勘違いしているモノに近づくと尋常でないくらい吠えられ、非常にうるさい状況になってしまいます。

偽妊娠は2週間程度で直ることが多いですので、しばらくうるさいのを我慢していれば改善されるのが一般的です。しかし2週間を過ぎてもうるさい状況が改善されないようでしたら、一度動物病院で診断を受けてみるのもおすすめな対処方法になりますよ。

3-3. メス犬の発情期対策としての避妊手術

メス犬の発情期を止める方法としては避妊手術が挙げられます。避妊手術をすると子供を作ることができなくなり、発情期を迎えることもありません。

ご自分の愛犬に子犬を作ることを検討している飼い主さんにはできない方法ですが、その予定のない飼い主さんなら避妊手術をする方法もあります。

特に屋外でメス犬を飼育していると野良犬と交尾してして妊娠してしまう可能性もありますので、検討してみてはいかがでしょうか。

4. メスの愛犬が発情期を迎えた時のマナー

4. メスの愛犬が発情期を迎えた時のマナー

愛犬のメス犬が発情期を迎えているときは最低限のマナーがあります。それは極力オス犬の近くに連れていかないことです。前述の通り、発情期を迎えた雌犬が近くにいると、オス犬はとてもうるさいです。

仮にもドッグランのような場所へ発情期のメス犬を連れて行ってしまった場合、現場はそれこそ大パニック状態になってしまうかもしれません。

また家の近くを散歩させるときも注意が必要です。特に夜間散歩させた際に周囲の犬がうるさい状況でしたら、それは愛犬に原因がある可能性があります。

犬のうるさい鳴き声は近所トラブルの原因にもなりますので、発情期のメス犬の外出は極力避けるようにしましょう。

うるさい犬の発情期対策として去勢・避妊手術もあり!

いかがでしたでしょうか。犬が発情期にうるさい理由や対策はご確認いただけましたでしょうか。発情した犬がうるさいのは本能ですので仕方のない事です。

もしオス犬が近所のメス犬の発情期に反応してしまって終始うるさい状況でしたら去勢する方法もご検討してみてはいかがでしょうか。

またメスの場合でも避妊手術を行う事で発情期の対策を取ることができます。まずは動物病院へご相談してみましょう!

また去勢や避妊手術したら、手術後のケアも大切です。その方法は『避妊手術や去勢を行った後の犬はどう対応する?』で詳しくご紹介しておりますので、是非こちらも併せてご確認してくださいね。

   
 

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